最終更新日2017年9月13日

はじめに

橋本市長 本日ここに、9月市議会定例会が招集となりましたところ、議員の皆様には公私ともご多用のところ、ご参集をいただき、本日から29日間の予定をもちましてご精励いただきますこと、誠にありがとうございます。

 さて、今期定例会におきましては、ただ今一括議題となりました平成29年度一般会計補正予算をはじめ、議案15件、報告3件について、ご審議いただくこととなりますが、提出議案などの説明に先立ち、6月市議会定例会後における市政当面の主な事項について申し上げます。

第8次総合計画の策定について

 はじめに、第8次総合計画の策定についてであります。
 本計画につきましては、市の最上位計画として、策定作業を進めておりますが、これまでの状況について申し上げます。
高校生との意見交換会 3月に「市総合計画策定条例」を制定したのち、「岩瀬管内5校の高校生との意見交換会」、「市内9地区での地域懇談会」を開催し、本市の将来に対する多くの声を聴いてまいりました。また、7月には、「市まちづくり市民懇談会」のメンバーによる「総合計画策定審議会」を開催し、計画骨子の説明と諮問を行ったところであります。
 さらに、市議会総務常任委員会において、策定状況をご説明するとともに、ご意見等を伺ってまいりました。
 これらを経て、総合計画の素案をまとめましたので、今期定例会終了後の全員協議会でご説明申し上げますとともに、議員の皆様からのご意見をはじめ、パブリックコメントや総合計画策定審議会の答申を踏まえ、次期定例会に成案を提出したいと考えております。

市民交流センターの整備について

 次に、市民交流センターの整備についてであります。
 建設工事につきましては、東側工区の鉄骨建方や西側工区の外壁工事などを進めており、10月には鉄骨建方が全て完了する見通しであります。工程につきましては、地中障害物によって杭打ち工事と土留め工事の遅れがあり、加えて、東京オリンピック関連工事の影響が重なり、鉄骨の製作や納品に遅れが出ており、当初計画より3か月から4か月程度遅延しております。現時点では、完成時期は来年の夏頃、開館時期は冬頃になるものと見込んでおりますが、鉄骨建方が完了した段階で、外装、内装工事などの進捗状況を精査し、さらに館内備品などの配置を踏まえ、開館時期を定めてまいりたいと考えております。
 また、市民サポーター組織として設立を予定している「tette(てって)パートナーズクラブ」につきましては、先月、公募委員18名による設立準備会を立ち上げ、第1回目の会合を開催したところであります。
 今後は、運営方法やサポーター募集方法などについて、先進事例などを参考にしながら検討を進め、市民との協働による運営体制を構築してまいります。

原子力災害対策について

 次に、原子力災害対策についてであります。
 国が行う除染土壌等の中間貯蔵施設への輸送につきましては、現在、学校等に現場保管している42施設のうち、本年度は、保育所・幼稚園等17施設、小・中学校12施設、県立学校等6施設の計35施設から搬出する予定になっております。
 また、住宅地等に保管している除染土壌等につきましては、積込場が確保でき、住民説明会を行った、長沼地域の堀込区と岩瀬地域の北横田区から順次搬出する予定であります。
 市民の皆様の放射能に対する不安を一日でも早く払拭できるよう、今後も早期搬出に向けて鋭意取り組んでまいります。

施設一体型一貫教育校稲田小、中学校について

 次に、施設一体型一貫教育校稲田小、中学校についてであります。
 小中一貫教育「須賀川モデル」として、本市で初めての施設一体型の小中一貫教育校となる、稲田小、中学校につきましては、平成30年4月6日の開校に向けて新校舎建設工事を進めているところ稲田学園開校記者会見であります。
 新校舎は、今月中には完成予定であり、10月に中学生が新校舎に移動したのち、既存の中学校校舎の改修と、新校舎への接続のための渡り廊下の設置工事を行います。
 本校の総称名は「須賀川市立小中一貫教育校 稲田学園」とし、シンボルマークは「稲穂と稲田地区を流れる三本の川」をデザインしたものであります。また、愛唱歌の制作を、観光牡丹大使でヴァイオリニストのNAOTOさんと、シンガーソングライターの岡本真夜さんに依頼したところであります。

市内循環バスの土曜日運行について

 次に、市内循環バスの土曜日運行についてであります。
 市内循環バスにつきましては、高齢者や高校生などの交通手段の確保や利便性の向上を図るため、平成23年5月から平日に限り運行してきましたが、土曜日の運行を10月1日より開始することといたしました。
 これは、今年4月から6月まで実施した試験運行の検証結果や、医療機関へ通院する時間帯等を考慮したうえで、土曜日に市内東西循環バス合わせて1日12便を運行するものであります。
 今後も、市民の皆様の利便性向上のため、公共交通体系の充実に努めてまいります。

日本たばこ産業株式会社・旧東日本原料本部の一部機能廃止後の跡地利用について

 次に、日本たばこ産業株式会社・旧東日本原料本部の一部機能廃止後の跡地利用についてであります。
 公有地の拡大の推進に関する法律に基づき、これまで日本たばこ産業株式会社と買取り協議を重ね、今月7日に土地売買の仮契約を締結しましたので、財産の取得について今期定例会に提案したところであります。
 今後は、中心市街地活性化基本計画など各種まちづくり計画との整合を図るとともに、これまで申し上げてきましたように、一体的な土地利用形態が維持でき、新たな雇用が見込まれる製造部門や物流部門の立地など、有効活用が期待できる提案を広く民間から募集し、本市の産業拠点としてまいりたいと考えております。

藤沼湖下流域の防災公園について

 次に、藤沼湖下流域の防災公園についてであります。震災復興記念モニュメント
 平成26年度から長沼の滝・北町・城影の被災三地区において整備を進めてきました防災公園につきましては、7月に工事が完了し、北町防災公園には、群馬県在住の彫刻家、吉田光正さんから寄贈された震災復興記念モニュメントを設置したところであります。
 今後は、災害時における地域住民の防災拠点として、また、市民の憩いの場として親しまれるよう、維持管理に努めてまいります。


  人事案件(略)


 以上、市政当面の主な事項及び人事案件についてご説明申し上げました。
 議案第81号以降の提案理由につきましては、副市長、会計管理者及び上下水道部長からご説明申し上げますので、慎重にご審議のうえ、速やかに議決を賜りますよう、お願い申し上げ、説明を終わります。
 ありがとうございました。

 平成29年9月13日
   須賀川市長 橋本克也