「人・自然・地域が輝く市民力主役のまちづくり」


須賀川市長 相楽新平  新年明けましておめでとうございます。平成20年の新春を皆様とともに迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。
市民の皆様には、日頃から市政進展のため、温かいご支援とご協力を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。
さて、我が国は、急速に進行する少子高齢化や人口減少社会の到来、限界集落の発生、高度情報化、分権社会の進展、価値観の高度化や生活様式の多様化など、社会全体のあり様が大きく変容しようとしております。
  また、昨年は、能登半島沖や新潟中越沖大地震による災害の発生、観測史上最高気温40.9度を記録した猛暑、銃犯罪の深刻化、原油価格の高騰、年金記録漏れ、食品偽装表示、防衛省装備品の不祥事噴出など、正に何を信じてよいのか分からない一年となりました。
 
  景気は、世界経済の着実な回復が続くなか、企業部門においては、業種により差があるものの好調が続き、家計部門へ波及するなど、民間需要中心の経済成長が持続しています。一方、原油価格の高騰は、特に中小企業の収益を圧迫し、賃金の低下を誘発し、市民生活にも大きな影響を与えているところであり、誠に憂慮に堪えない状況であります。
 
平成20年 市長年頭所感  本市においては、昨年、新生須賀川市として3年目を迎え、まちづくりの指針となる総合計画「新生すかがわ2007」を策定するとともに、まちなかの賑わい創出と保健福祉の更なる充実を図る「総合福祉センター」の開設、市民の皆様が利用しやすいよう市役所・支所窓口のワンストップサービス化、幼保一体化施設となる白江こども園の開園、東部環状線の全線開通、今出ダムからの利水撤退など、懸案となっていた諸課題を着実に推進することができました。
  地域においては、古寺山自奉楽の33年ぶり奉納や、長沼まつりの「みんゆう県民大賞ふるさと賞」受賞、大東地区健康づくりの会子育て部会の福島県県民子育て支援大賞活動部門優秀賞受賞、女性合唱団「すかがわ」の全日本お母さんコーラス大会賞受賞、第一小学校マーチングバンド部の全国大会銀賞受賞など、市民の皆様が育んだ歴史と伝統が見事に花開いた意義ある年でありました。
 
平成20年 市長年頭所感  今年は、格差の是正と地方の再生に向けて「地方が主役のまちづくり」に一層拍車がかかることから、市民の皆様との協働関係を一層進めるため、地域の歴史や伝統文化を尊重し、「市民力」と「地域力」が相乗効果を十分に発揮し、さらに大きく開花するよう、市民力主役のまちづくりを一層進めて参る考えであります。
 
このことを踏まえ、本市の更なる発展と一体化を図るため、水道事業や国民健康保険事業、各公共施設使用制度の統一を図り、行財政基盤の一層の確立と市民サービスの向上を期して参ります。
 
  特に、市政の重要課題である企業誘致と雇用の確保、地産地消・地域ブランド推進による地場産業の振興、高齢者福祉の更なる充実、次代を担う青少年の健全育成、安全安心のまちづくり、中心市街地活性化、食料農業農村対策、福島空港の利活用などについて、実践躬行の理念のもと、鋭意推進するとともに、「人・自然・地域が輝く臨空都市」の政策課題に積極的に取り組み、「市民のしあわせ実現」に邁進して参る考えであります。
 
平成20年 市長年頭所感  また、永年の懸案でありました総合流域防災対策河川改修事業(下の川)、南部地区都市再生事業、耐震対策校舎改築事業(第三小学校)、特別養護老人ホーム建設支援事業などの新規事業に加え、少子化対策として私立幼稚園奨励費の拡充、菜の花プロジェクトの推進、後期高齢者医療制度への移行に取り組んで参ります。


  以上、今年の市政執行に当たりまして、所信の一端を申し述べましたが、市民の皆様と市政がさらに強い絆で結ばれ、市政推進の良きパートナーとして、なお一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


 今年は昨年にも増して、市民の皆様が、ご健康でご活躍され、幸多き充実した年となりますよう、心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

   平成20年 元旦

    市 民 各 位
須賀川市長 相楽 新平 (さがら しんぺい)
 


   
平成20年市長年頭所感 印刷用 (PDF:18KB)