すかがわ俳句検定2024(解答)

ページ番号1016583  更新日 令和6年9月1日

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 「すかがわ俳句検定2024」の募集期間が終了しましたので、以下のとおり解答を公開します。

 なお、全問正解した方には「すかがわ俳句検定2024合格証」を授与し、さらに、全問正解者の中から抽選で10名に景品を贈呈します。(合格証及び景品は9月中旬ごろ発送予定)

 この度は、「すかがわ俳句検定2024」にご参加いただき誠にありがとうございました。

解答(問1~問30)

問1

俳句は○○音字で詠むことが約束となっています。○○に入る言葉は?

十七

俳句は5・7・5のリズムで詠むことが約束となっています。

問2

「字余り(じあまり)」とはどんな俳句?

十七音字より多い

十七音字より多い俳句を「字余り(じあまり)」、十七音字より少ない俳句を「字足らず(じたらず)」と言います。

問3

「ぼたんのはな」は6音、では「チューリップ」は何音?

5音

「チュ」「ー」「リ」「ッ」「プ」となるので5音です。

問4

夏の季語は?

牡丹(ぼたん)

「沈丁花(ちんちょうげ)」は春の季語、「鳳仙花(ほうせんか)」は秋の季語です。

問5

「夕焼」はいつの季語?

「夕焼」は夏の季語です。

問6

冬の季語「雪」を表す言葉でないものは?

白花(しろばな)

「風花(かざはな)」「六花(むつのはな・りくくわ)」は雪を表す言葉です。

問7

芭蕉が生まれた場所は?

伊賀市

芭蕉は現在の三重県伊賀市に生まれました。

問8

今年、芭蕉は生誕何年?

380年

芭蕉は令和6年に生誕380年を迎えました。

問9

松尾芭蕉が「芭蕉」以外に使っていた俳号(俳人の愛称)はどれ?

桃青(とうせい)

芭蕉は「桃青(とうせい)」という俳号を使っていました。

問10

芭蕉が「おくのほそ道」で一緒に旅をしたのは誰?

河合曽良(かわいそら)

河合曽良(かわいそら)は、芭蕉の「おくのほそ道」の旅に随行(ずいこう)し、旅の詳細を日記に記録した人物です。

問11

芭蕉が須賀川にたどり着いたのは今の暦(こよみ)でいつ?

6月9日

旧暦では4月22日でした。

問12

江戸時代の俳諧紀行「おくのほそ道」の書き出しは?

月日は百代の過客にして

〈つきひははくたいのかかくにして〉人生を旅に例えています。

問13

芭蕉は○○の関を越え須賀川に着きました。○○に入る言葉は?

白河(しらかわ)

奥州古関の一つ。和歌の名所「歌枕」として多くの歌や句に詠まれ、都の文化人らの憧れの地として知られます。

問14

芭蕉が須賀川に滞在した期間は?

8日間

芭蕉は約150日の「おくのほそ道」の旅の中で8日間須賀川に滞在しました。

問15

芭蕉は須賀川に滞在中、ある僧の庵を訪ねて歌仙を巻いています。その僧の名前は?

可伸(かしん)

可伸は等躬の屋敷の一隅に庵を結んで、ひっそりと世間から離れて住んでいた須賀川の俳人です。

問16

次の句は芭蕉が須賀川の俳諧興行で詠んだ句です。○○に入る言葉は何?「○○の初やおくの田植うた」

風流

芭蕉が須賀川を訪れた日の夜、芭蕉と曽良は等躬を加え、三吟歌仙を巻きました。その時に芭蕉が詠んだ発句がこの句でした。

問17

次の句は芭蕉が須賀川で詠んだ句です。○に入る言葉は何?「世の人の見付けぬ花や軒の○」

芭蕉は可伸の慎ましい生活ぶりと人柄に心を打たれ「かくれがやめたゝぬ花を軒の栗」と発句によみ、後に「世の人の見付けぬ花や軒の栗」と推敲されています。

問18

須賀川俳諧の祖といわれる相楽等躬(さがらとうきゅう)の句碑がある場所は?

長松院(ちょうしょういん)

須賀川市諏訪町にある「長松院」に等躬の「あの辺はつく羽山哉炭けぶり」の句碑があります。

問19

相楽等躬の後を継いだ須賀川の俳人は?

藤井晋流(ふじいしんりゅう)

藤井晋流(ふじいしんりゅう)は等躬の後を継いだ上州(群馬県)出身の俳人です。

問20

江戸時代に須賀川の銅版画家・亜欧堂田善(あおうどうでんぜん)が乙字ヶ滝の挿絵を描いた「青蔭集(あおかげしゅう)」 は誰の句集?

石井雨考(いしいうこう)

石井雨考(いしいうこう)は藤井晋流の弟子である二階堂桃祖(にかいどうとうそ)に俳諧を学んだ須賀川の俳人です。

問21

次の句を詠んだ俳人は?「茨やうを又習ひけりかつみ草」

相楽等躬(さがらとうきゅう)

相楽等躬(さがらとうきゅう)は問屋業を営む豪商で須賀川俳壇の中心的な人物でした。

問22

次の句を詠んだ俳人は?「園主より身は芽牡丹の奴かな」

柳沼破籠子(やぎぬまはろうし)

柳沼破籠子(やぎぬまはろうし)は須賀川牡丹園の園主として牡丹栽培に一生を捧げた須賀川の俳人です。

問23

初冬の季語として歳時記に収載(角川書店編「俳句歳時記 第5版」に掲載)されている「松明あかし」が行われるのは毎年いつ?

11月第2土曜日

平成30年に「松明あかし」が初冬の季語として初めて歳時記(角川書店)に載りました。

問24

毎年11月の第3土曜日に須賀川牡丹園で行われる、天寿を全うした牡丹の古木を供養(くよう)する行事は?

牡丹焚火

昭和53年に「牡丹焚火」が初冬の季語として初めて歳時記(角川書店)に載りました。

問25

「牡丹」を俳句で詠むとき、読み方は「ぼたん」のほか、次のうちどれ?

ぼうたん

須賀川市の花・牡丹は「ぼうたん」と読むこともできます。

問26

市内に、埼玉県出身の俳人・金子兜太(かねことうた)の句「火の柱の火の壁の松明あかし」の句碑があります。どこにある?

翠ヶ丘公園

「松明あかし」の会場である翠ヶ丘公園(五老山)に句碑があります。

問27

須賀川市には、芭蕉や曽良、須賀川ゆかりの俳人たちの作品が記されたある物が商家や民家の軒先に飾られています。ある物とは?

軒行灯

約100基の軒行灯が商家や民家の軒先に飾られています 。

問28

須賀川市の和文化施設「風流のはじめ館」が開館したのは令和2年の何月何日か?

10月9日

風流のはじめ館は須賀川の俳人・相楽等躬にちなんで10月9日に開館しました。

問29

「第38回福島県建築文化賞」において「風流のはじめ館」が受賞した賞は?

特別部門賞

風流のはじめ館は「第38回福島県建築文化賞」において「特別部門賞」を受賞しました。

問30

令和6年5月5日に須賀川市で開催された俳句イベント「板橋駿谷さんと俳句を作ろう!」はどこで行われた?

須賀川牡丹園

市内在住・在学の小学生を対象とした俳句イベント。

須賀川市出身の俳優・板橋駿谷さんと地元の俳句結社・桔槹吟社(きっこうぎんしゃ)の協力により開催しました。

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