熱中症予防対策は万全に!


ページ番号1014566  更新日 令和7年2月18日


4〜5月でも最高気温が25℃以上の夏日や30℃以上の真夏日となることもあります。そんな時は体がまだ暑さに慣れていないため、熱中症になりやすくなります。

天気予報や暑さ指数を参考に、気温や湿度が高い日は予防行動をとりましょう。

熱中症とは

気温や湿度が高い環境の中で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かなくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気です。

熱中症の症状と対処法
分類 症状 対処法
1度(軽症)  めまい、立ちくらみ、筋肉痛、筋肉の硬直

涼しい場所に横になり、衣服をゆるめる

体を冷やす

水分・塩分を補給する 

2度(中等症) 

頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、湿疹、判断力や集中力の低下

1度(軽症)と同様

注:症状が良くならない場合、自力で水分をとれない場合は速やかに受診

3度(重症) 意識がない、けいれん、高体温、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない 症状が1つでもみられた場合は救急車を呼び受診

 

「暑熱順化」で熱中症予防!

暑熱順化とは?

「暑熱順化」とは、無理のない範囲で汗をかくなど、夏本番前に自分の体を暑さに慣らしておくことです。

暑熱順化がすすむと、汗をかきやすくなり、体温の調整がしやすくなって暑さに対する耐性が高まります。

ただし、暑熱順化には個人差があります。数日で順化できる人がいる一方で、2週間以上かかる人もいます。

自分の体調や感じ方に合わせて、無理のない範囲で暑さに慣れていくことが大切です。

暑熱順化のポイント (1)運動

外出時にはその日の体調や気温などの変化に注意し、ご自身の体調にあわせて、意識して少し汗をかくようにしましょう。目安としては、ウォーキングの場合は1回30分程度です。階段を使うことも効果的です。

室内では、運動時の室温に注意しながら、30分程度の筋トレやストレッチで軽く汗をかくことがおすすめです。

運動の前後には、水分や塩分の適宜補給も忘れずにしましょう。

暑熱順化のポイント (2)入浴

湯船にお湯を張って入浴し、適度に汗をかくと良いでしょう。湯の温度を少し低めにして、少し長めに入浴することがおすすめです。ゆっくり入浴することは、睡眠の質向上や自律神経の切り替えにも効果があります。

入浴の前後には、十分な水分と適度な塩分も補給しましょう。

夏本番の熱中症予防!

こまめな水分補給

経口補水液の飲み方に注意!

暑さを避ける

体調管理

見守り・声かけ

情報を活用しよう

次のサイトで、「暑さ指数(WBGT)」、「熱中症警戒アラート」がご覧いただけます。
熱中症警戒アラートが発表されたら、「積極的な熱中症予防行動」をとりましょう。

積極的な熱中症予防行動の例

(参考)学会等が示している暑さ指数を用いた指針

(参考)学会等が示している暑さ指数を用いた指針
暑さ指数(WBGT)による基準域 注意すべき生活活動の目安※1

日常生活における注意事項※1

熱中症予防運動指針※2
危険(31以上) すべての生活活動でおこる危険性 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

運動は原則中止

特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合には中止すべき。

厳重警戒(28以上31未満) 外出時は炎天下を避け室内では室温の上昇に注意する。

厳重警戒(激しい運動は中止)

熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。10〜20分おきに休憩をとり水分・塩分を補給する。暑さに弱い人は運動を軽減または中止。

警戒(25以上28未満) 中等度以上の生活活動でおこる危険性 運動や激しい作業をする際は、定期的に充分に休息を取り入れる。

警戒(積極的に休憩)

熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。

注意(25未満) 強い生活活動でおこる危険性 一般に危険性は少ないが、激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

注意(積極的に水分補給)

熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。

※1 日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針 Ver.3.1」(2021)

※2 日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)

(出典)熱中症環境保健マニュアル2022

クーリングシェルター(暑熱避難施設)もご利用ください

暑さを避ける一時的な避難場所として、公共施設を開放する取り組みを始めました。

どうぞご利用ください。


関連情報


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予防係 電話番号:0248-88-8122 ファクス番号:0248-94-4562
保健指導係 電話番号:0248-88-8123 ファクス番号:0248-94-4562
地域医療係 電話番号:0248-88-8125 ファクス番号:0248-94-4562


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