五種混合ワクチンの定期予防接種

ページ番号1015956  更新日 令和6年4月1日

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令和6年4月1日から五種混合ワクチンが定期接種となりました

これまで四種混合(DPT-IPV:ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)とヒブの2本を接種することで予防できていた感染症が、令和6年4月1日から五種混合(DPT-IPV-Hib)の1本で予防することができます。

詳しくは、次のチラシをご覧ください。

予診票について

五種混合の予診票は、次のとおり配布しています。

配布している予診票

生年月日

配布している予診票

注意点

令和6年1月生まれまでの方 四種混合ワクチン・ヒブワクチンの予診票

4月1日以降に1回目の接種をする場合は、五種混合ワクチンの接種が可能です。

その場合は市内の医療機関であれば備え付けの五種混合ワクチンの予診票に差し替えて接種ができます。

市外の医療機関で接種する場合は、健康づくり課で五種混合の予診票をもらってから接種してください。

令和6年2月生まれ以降の方 五種混合ワクチンの予診票 そのまま五種混合ワクチンの接種が可能です。(ただし、四種混合・ヒブを未接種の方に限ります)

五種混合ワクチン(混合接種第1期)予防接種について

四種混合ワクチン(DPT-IPV)は、四種混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)にインフルエンザ菌b型(ヒブ)を加えた混合ワクチンです。

ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブは、すべて予防接種により発症・重症化を防ぐことができる病気です。

ジフテリア

ジフテリア菌が飛沫感染でのどなどにつくことで起こります。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。また、菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるため注意が必要です。

百日せき

百日せき菌の飛沫感染で起こります。普通のかぜのような症状で始まり、続いてせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続的にせき込むようになります。乳幼児はせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったりけいれんが起きたりすることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こし、乳児では命を落とすこともあります。

破傷風

破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌の出す毒素により筋肉のけいれんを起こします。治療が遅れると死に至ることもある病気ですが、土の中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。

ポリオ

ポリオ(急性灰白髄炎)は「小児まひ」と呼ばれています。口から入ったポリオウイルスは咽頭や小腸の細胞で増殖します。感染しても、ほとんどの場合は症状がでず一生抵抗力が得られますが、約1,000~2,000人に1人の割合で手足の麻痺を起こし後遺症となる場合もあります。

インフルエンザ菌b型(ヒブ)

インフルエンザ菌b型(ヒブ)は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの気道感染症のほか、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な全身感染症を起こす細菌で、小さいお子さんにとっては命に関わる感染症です。

注:令和6年(2024年)4月から定期予防接種になりました。

五種混合ワクチンを接種できるのは、四種混合ワクチン・ヒブワクチンを未接種の方に限ります。
(四種混合ワクチン・ヒブワクチンをすでに接種したことがある方は、そのまま四種混合ワクチンとヒブワクチンで接種を完了させてください。)

接種方法

対象年齢

生後2か月~7歳6か月未満

接種回数

1期初回3回
1期追加1回

接種スケジュール

1期初回1回目
生後2か月以降に接種
(標準的には、生後2か月~7か月までに接種)
1期初回2回目
1回目から3週間以上(中20日以上)あけて接種
(標準的には、20~56日までの間隔をおいて接種)
1期初回3回目
2回目から3週間以上(中20日以上)あけて接種
(標準的には、20~56日までの間隔をおいて接種)
1期追加
1期初回3回目から6か月以上あけて接種
(標準的には、1期初回3回目から6か月~18か月の間隔をあけて接種)

注意点

  • 四種混合ワクチン・ヒブワクチンとの交互接種は原則できません。すべての回数を同じワクチンで接種してください。
  • 五種混合ワクチンには阪大微研製の「ゴービック」とKMバイオロジクス社製の「クイントバック」の2種類のワクチンがありますが、原則として同じワクチンで接種を進めてください。
  • 混合接種の基礎免疫は、第1期の初回接種3回、追加接種1回をもって完了します。11歳以上で受ける第2期の二種混合ワクチン(DT)の効果を高めるためにも、対象年齢のうちに五種混合ワクチンを受けておきましょう。
  • 対象年齢を過ぎた場合、任意接種となり全額自己負担となります。健康被害が生じた際の救済制度も定期接種とは異なりますのでご注意ください。

実施場所

市指定医療機関
注1:福島県内の指定医療機関であれば予防接種を受けられます。かかりつけ医にご相談ください。
注2:県外の医療機関での接種を希望する場合は、事前に手続きが必要です。接種の前に必ず担当課へご相談ください。

必要なもの

  • 母子健康手帳
  • 五種混合ワクチン予防接種予診票(生後2か月ごろにお配りする予診票セットの中に入っています)

注:予診票を紛失したときは、再交付の手続きが必要です。母子健康手帳を必ずお持ちのうえ、担当課窓口までお越しください。

接種料金

無料

ワクチンの種類

不活化ワクチン
注:このワクチンを接種後、次に異なる種類のワクチンを接種する場合は、接種間隔の規定はありません。

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このページに関するお問い合わせ

市民福祉部 健康づくり課
〒962-8601 須賀川市八幡町135
予防係 電話番号:0248-88-8122 ファクス番号:0248-94-4562
保健指導係 電話番号:0248-88-8123 ファクス番号:0248-94-4562
地域医療係 電話番号:0248-88-8125 ファクス番号:0248-94-4562
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