プロジェクターで投影された絵コンテの資料と画像を、マスクを着用した二人の男性が暗い室内で真剣な表情で見つめながら、映像の確認を行っている様子の写真

【現在は本ページで掲載している絵コンテ資料原本およびデジタルデータの一般公開は行っておりません】
東宝映画を中心に、映画のほか特撮ドラマやテーマパーク映像でも活躍した日本を代表する特技監督、中野昭慶氏が描いた貴重な絵コンテ資料の数々が、当センターとも関係が深い特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)に寄せられました。
これらの資料は、当センターが参画・協力する「日本特撮アーカイブ」の2023年度の活動で、調査と整理、保存(デジタルデータ化)が実施されました。今回は本事業の概要と成果についてご報告します。

中野昭慶特技監督 絵コンテ資料

映画のカット割りや演出指示が手書きされた絵コンテの資料であり、左側には潜水艇のような機体を描いたスケッチと「OK」の文字、右側にはト書きやカメラワークの詳細が鉛筆で丁寧に記された、制作過程を伝える写真

『日本沈没』(1973年)

潜水艇「わだつみ」の精巧な大型ミニチュア模型が展示されており、白い機体に赤いハッチが特徴的なデザインで、背景には大きな軍艦の模型も見える、特撮映画のプロップの質感を詳細に伝える写真

(補足)当センターの収蔵庫で、劇中で使用された潜水艇わだつみのミニチュア(撮影用オリジナルを忠実に復元)が公開中

インクで描かれた映画の絵コンテであり、ヘリコプターの動きや「レッド・アローン」という機体への演出指示、さらに叫ぶ人物の表情などが手書きのスケッチと文字で詳細に構成された資料の写真

『ゴジラ対メガロ』

特撮ヒーローが両腕を突き出し飛行するポーズのフィギュアを中心に、手前にはヒーローのマスク、背景にはお城の模型やプラネタリウムのドームが並ぶ、特撮作品の資料や小道具を一同に集めた展示写真

(補足)当センターの収蔵庫で、劇中で使用されたジェットジャガー(飛行シーン用、撮影用オリジナルを型取り忠実に復元)が公開中