小塩江の地域の宝

小塩江地区の地図

主な地域の宝

(1)小倉埋平地区の「道切り」

道切と呼ばれる道路を横断してかかっている縄の写真

道路をまたぐように張られたしめ縄

埋平地区の入口には道路を跨ぐようにしめ縄が張られています。これは、「道切り」とよばれる習俗で、疫病や悪い神などが集落に入らないようにする「結界」です。

「道切り」は埋平地区のように集落の境界にしめ縄を張るもののほか、わら人形やお札を置く例などがあるそうです。昔は多くの集落で行われたようですが、この習俗が残っているのは市内では埋平地区だけだと思います。

ポイント

縄を張って「バリア」する習俗が今でも残っていること。
市内在住の羽田和功さんが福島県内の道切りについてまとめていること。
(「福島県内の「道切り」についての考察」令和6年)

 

(2)宇津峰

宇津峰や二等三角点などの写真

紅蓮の宇津峰(左上)
清水の手前に立つ県道終点(右)
山頂から左側奥が福島空港 (左下)
山頂にある二等三角点 (右下)

小学校のとき、秋に宇津峰登山をしてその後地区分けされた組ごとに芋煮会を毎年実施していました。朝、リヤカーに鍋や材料を積んで組ごとに養蚕飼育所(現在の梅林脇)に集合し、登山後芋煮会をしました。
山頂には、測量に使用されていた二等三角点があります。市内には2箇所だと思います。

ポイント
四季折々の宇津峰の姿、山頂からの眺め、歴史、草花などなど

(3)2つの菅舩神社

菅舩神社の鳥居

なぜ、塩田地区には、菅舩神社という名の神社が2つあるのだろうかと思い調べました。
神社は塩田字神清水と外の内に鎮座しています。
祭神は、どちらの神社も猿田彦大神、天照大神、天太玉神を祀っている。普通なら、旧村に一社と思っていたのですが?
南北朝時代(1336年~1392年)には、神清水を上社、外の内を下社としていたが、明治に入ると一村一社制がとられ、神清水を村社とし、外の内を境外摂社としました。
現在はどちらも、菅舩神社として宮司がおります。

ポイント
神清水の神社は、太郎石、次郎石の力自慢大会
外の内の神社は、夏越祭御湯花行大祓

 

(4)太々御神楽保存会

保存会の人の集合写真

34座ある神楽は光(太陽が出る様)が世に出るまでの苦労を34座の舞の中で表す素敵な物語です。
天の岩戸が開き、村人が太陽の光を浴びて米作りができるという話です。

ポイント
天の岩戸が開く前後の人々の喜びに至るまでの様子は必見です。

(5)江持洞門と羽黒神社

羽黒神社のお社とお社までの急階段

県道須賀川谷田川線沿い、江持字鐘突田(かねつきでん)にある羽黒池と羽黒神社。
そのすぐそばに、岩を削って造られた洞門(トンネル)がひっそりと佇んでいます。
洞門のすぐ隣には鳥居があり、くぐると急勾配の石段が続きます。
地域の方々は毎年12月31日の年の瀬に、このスリル満点の階段を一歩一歩登っていきます。険しい道の先にある祈りの場所は、地域の人々の心のよりどころとなっています。

ポイント

正面の鳥居をくぐると、羽黒神社へと続く急な石段が現れます。
足元に気をつけながら一歩ずつ登るその道は、まるで冒険のよう。
スリル満点の階段を登りきった先には、静かに佇む神社が迎えてくれます。

(6)神明神社

神明神社の鳥居が映っている写真

何時ごろできたかは不明ですが、鳥居から急階段を上ると森の中にお社があります。
阿武隈川の濁流にも浸食されず、岩盤の上に立つ社は、南北朝時代から宇津峰山とともに、相互に敵の状況を監視する地点として重要な場所だったと思われます。
毎年10月初旬に宮司さんをお迎えし、祝詞奏上等の例大祭を実施しております。一月元旦には村民の皆さんが元朝参りを実施しております。

ポイント
堤地区の伝統例大祭
急階段(90段)

(7)「水郡線」への思い

画像下側手前には田んぼがあり、晴れ空の中水郡線が線路を走っている写真

「水郡線」は、1934年(昭和9年)に水戸と郡山が全線開通し、昨年90周年を迎えました。赤字路線ながら、地元の大切な交通機関としてがんばっています。1両か2両編成で、上り下り合わせても1時間に1本程度なので、農作業の折りに時計代わりになっています。今の小塩江駅の駅舎は面白みがありませんが、昔の駅舎は木造で温かみを感じました。

ポイント
春、苗が植えられたばかりの田んぼに、逆さに映る夜汽車はナイスです。

(8)梅林公園 「梅香る、実りの園」

梅を摘むために枝に手を伸ばしている人の写真と、梅の花にフォーカスした写真、公園全体を高台から撮影した写真

梅の満開時期に孫を連れて花見をしています。その時、同じく花見に訪れていた方も「まるで桃源郷のようですね」といっていました。
6月にはいろいろな種類の梅が実り収穫体験をしています。
持ち帰った果実は、梅酒や梅干し作りに挑戦、親戚に大好評です。
今では我が家の恒例行事となっています。

ポイント
見て良し・香って良し・食べて良し
「視覚、嗅覚、味覚」何度も楽しめる。

ワークショップで提案された地域の宝

ワークショップでの作業風景

第1回ワークショップ 令和7年6月27日(須賀川市役所)

ワークショップにて複数のグループが机を囲み、大きな模造紙に付箋を貼り付けながら対話や意見交換を行い、前方では講師がスライドやホワイトボードを用いて解説をしている様子をまとめた、活動内容を伝えるための写真

稲田と小塩江の2地区合同でワークショップがスタート。
それぞれの地域の魅力や、2回目のフィールドワークの見学先について話し合いました。

第2回ワークショップ 令和7年7月5日(小塩江コミュニティセンター)

集合写真や職員による解説を聞く様子、そして室内で机を囲みグループワークに励む場面など、地域の歴史文化を学び交流を深めるフィールドワークとワークショップの一連の活動風景を記録した写真

地域内の気になるスポットを見学し、魅力を再発見!宝カードの下調べを行いました。

第3回ワークショップ 令和7年8月20日(小塩江コミュニティセンター)

テーブルに並べられた手書きのワークシートや、参加者が円になって意見を交わし、地図や資料を広げて熱心に書き込みをしながら地域の魅力について話し合っているワークショップの生き生きとした活動風景を記録した写真

地域の魅力について話し合い「宝カード」と「宝の地図」の作成などを行いました。

全員の「宝カード」を出し合って、内容の補足をしたり、ジャンル分けをしたりしました。

第4回ワークショップ 令和7年9月24日(小塩江コミュニティセンター)

明るい室内で参加者たちが机を囲み、資料を読み合わせたり地図に書き込みをしたりしながら熱心に議論を行い、最後は前方で並んで発表を行うといった、グループワークから成果発表までの一連の活発なワークショップ風景

発表原稿の作成したり、発表内容や順番を決めたりしました。

宝の地図の作成も行い、皆さん多くのランドマークを書き込みました。

第5回ワークショップ 令和7年11月19日(須賀川市役所)

地域の魅力を紹介するプレゼンテーションの発表リハーサル風景をまとめた写真

稲田地区、小塩江地区合同で、リハーサルを行いました。

実際に原稿を読むことで、発表内容の調整も行いました。

また、発表の流れを体験することで本番への心構えができました。

第6回ワークショップ 令和7年12月14日(須賀川市役所)

集合写真やプレゼンテーションを行う写真

参加者が深堀した内容について発表し、後半には「塩田太々御神楽」「宇津峰YOSAKOI」を披露しました。地区をはじめ、市内外から多くの来場者がありました。

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