大久保字宿には、浮彫阿弥陀三尊来迎板碑(うきぼりあみださんぞんらいごういたひ)が4基あります。
浮彫阿弥陀三尊来迎板碑は、真ん中に阿弥陀如来(あみだにょらい)、左に観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)、右に勢至菩薩(せいしぼさつ)を脇侍(きょうじ)とし、死者を西方浄土に迎えようとするものです。
文化財に指定されている板碑の大きさは、高さ71センチメートル、幅65センチメートル、奥行き15センチメートルです。
中央の阿弥陀如来は、片足を組んで座る「半跏(はんか)」と呼ばれる形で、古舘にある「古舘浮彫三尊供養塔」と2基しかなく、珍しいものです。
この土地には、「大久保館跡」といわれる中世の武士たちが生活する館がありました。領主の一人は、二階堂(大久保)兵部太夫資近であったことが分かっています。
また、大久保にある瑞巌寺境内の墓地には、通称「殿様らん場」といわれる、大久保兵部太夫資近の墓石が建立されています。
このようなことから、武士たちの信仰の対象として、作られただろうと考えられます。
指定・種類
市指定 史跡
所在地
大久保字宿
所有者等
個人
指定年月日
昭和48年5月29日
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