大きな岩塊の前面に2つの四角い窪みと刻字の石碑が配置され、岩肌の粗い質感と造形の違いが明瞭に示された写真

横田地区と木之崎地区との中間に岩崎山と呼ばれる丘陵地帯があります。

この丘陵一帯には、たくさんの供養塔が見られ、古くからこの地域が当地における霊場であったことが伺われます。

長年の風化作用により、判読できないものも数多く見受けられますが、通称「えぞ穴」と呼ばれる岩窟の奥壁には蓮華座を有する阿弥陀仏の種子と年号(弘安六季大才発末八月廿二日)、「光明真言」の梵字が彫られています。

また、山の麓には、大きな巖があり、その下には二つの窟が彫り込まれています(1号・2号供養塔)。向かって右側の窟(1号供養塔)には、大日如来の種子と「趣逆作善因、期来世之妙果、康永元年壬午五月日」の陰刻、「逆修七分全得之故也」の文字が墨書されています。

向かって左側の窟(2号供養塔)には、「亀松丸」の陰刻と、「亀松丸之 康永三年六月廿日」の文字が墨書されています。

これら供養塔の年号により岩崎山一帯が、鎌倉時代の終わりから江戸時代の終わり頃までの約600年間という長期に渡り、霊場であったことがわかります。

指定・種類

市指定 史跡

所在地

木之崎字岩崎山

所有者等

須賀川市

指定年月日

昭和43年4月1日

地図情報

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