杖を手に持ち、二匹の斑模様の犬を連れて荒野を歩く人物を描いた古い   絵画の作品

須賀川の経済や文化面の指導的な役割を果たした市原家に伝来した亜欧堂田善に関する資料群です。

市原家は、近世から近代にかけての須賀川において、米問屋や酒造業等を営む富商として活躍したほか、検断(けんだん)(注釈1)や庄屋、生産方(せいさんがた)(注釈2)の要職を担っていました。

田善の代名詞とも言える銅版画のほか、平成24年(2012)に国の重要文化財となった「銅版画東都名所図 附 東都名所図原版」(注釈3)の関連資料である銅版画原版や「名産 どうはんすり」として須賀川で売り出された布刷り銅版画、さらには日本画など多様かつ優れた資料が数多く含まれており、田善の画業を知るうえで欠くことのできない極めて貴重な資料群です。

補足情報

  • (注釈1) 検断とは、江戸時代の須賀川町に設置された役職の一つです。訴訟や街道取締などの事務を行い、須賀川町会所の運営にも参加しました。
  • (注釈2) 生産方とは、明治時代、太政官により、地方産業の振興を図るために設置された役職です。
  • (注釈3) 原板は令和元年、重要文化財(国)に追加登録されました。

指定・種類

市指定 有形文化財(絵画)

員数

9点

所在地

市立博物館

所有者等

須賀川市

指定年月日

平成29年6月23日
一部指定解除 令和元年12月18日

地図情報

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