大きな石の表面の二つの区画に、雲に乗って降臨する阿弥陀如来や脇侍が繊細な浮き彫りで刻まれている石造双式阿弥陀三尊来迎供養塔の写真

この供養塔は鎌倉時代の末法思想(まっぽうしそう)の影響を受け、阿弥陀如来(あみだにょらい)を信仰し極楽往生(ごくらくおうじょう)を願う目的で建立されたものです。

板状の石面の中央部から二つに分け、それぞれに三尊仏を浮彫にしています。

中尊(ちゅうそん)に阿弥陀如来、向かって右側には蓮台(れんだい)を捧げた観音菩薩(かんのんぼさつ)、左側には合掌する勢至菩薩(せいしぼさつ)が脇侍(わきじ)として飛雲(ひうん)に乗り、死者を西方(さいほう)の極楽浄土(ごくらくじょうど)に導いてゆく状態を表しています。

仏はすべて立ち姿で飛雲に乗っていることから、一刻でも早く極楽浄土へ行きたいという当時の人々の願いがあらわれていると考えられます。

指定・種類

県指定 重要文化財(工芸品)

員数

1基

所在地

前田川字草池下

所有者等

須賀川市

指定年月日

昭和28年10月1日

地図情報

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