草木が茂る土手のような傾斜地に、大きな石を組み合わせて造られた堅牢な石積みの開口部があり、その奥へと続く暗い石室の内部がわずかに見えている、横穴式石墳の入り口を正面から捉えた蝦夷穴古墳入り口の写真

現在、墳丘裾部(ふんきゅうすそぶ)が削平されているため当時の形を留めていませんが、直径約36メートル、高さ約4~5メートルの円墳と考えられます。

死者を埋葬する横穴式石室(よこあなしきせきしつ)は墳丘の南南東に開口している(当時は埋葬後閉じる)。

入り口から石室の奥壁までの長さは約11メートルで、東北地方では最大級のものです。

石材は凝灰岩で、奥壁の一枚と天井石の2枚は特に巨大で、当時の土木技術水準の高さをみることができます。

石室からの出土品は明治時代の発掘により、金銅製頭椎大刀(こんどうせいかぶつちたいとう)をはじめ多数の副葬品が発見されたことから、当地方を支配していた有力な豪族の墓であったと考えられています。

出土品は、現在東京国立博物館に収蔵されています。

指定・種類

県指定 史跡

所在地

和田字蝦夷穴

所有者等

個人

指定年月日

昭和33年8月1日

地図情報

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