
江戸幕府(えどばくふ)は、諸国(しょこく)の地勢(ちせい)を把握(はあく)するため各地の大名(だいみょう)に、国ごとに村境・山川・街道などを書き込んだ国絵図(くにえず)を提出させました。
国絵図は慶長・寛永・正保・元禄・天保の5期にわたり制作され、この絵図は正保国絵図のの一部を写したものと考えられます。
陸奥国(むつのくに)は広大なため7つに分割してつくられ、本図は「白河藩(しらかわはん)・二本松藩(にほんまつはん)・三春藩(みはるはん)」の領域(りょういき)について描いたものです。
縦2メートル、横4メートルの大きさで二つに分けられそれぞれ軸装されていますが、本来は縦2メートル、横8メートルの大きさだったと考えられます。
作者、出所などは不明ですが、寛文(かんぶん)12年(1672年)、二本松領と米沢領との境界が不明確なので幕府の判断を仰ぐ旨の記述があることから、境界争いの際の資料として使用されたことがわかります。
指定・種類
県指定 重要文化財(歴史資料)
員数
1張
所在地
市立博物館
所有者等
須賀川市
地図情報
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