青空の下に広がる緩やかな稜線を持つ山々を高い位置から見下ろしており、手前から奥にかけて密生する針葉樹や広葉樹が濃淡の異なる緑色のグラデーションを描き出し、所々に白い雲が浮かぶ穏やかな宇津峰を上空から捉えた写真

宇津峰は、標高約677メートルの阿武隈山系に属する独立峰で、山頂からは県南部が一望できます。

宇津峰には南北朝戦乱の歴史が深く刻まれています。

当時、この辺り周辺は南朝方の田村氏の勢力下にあり、自然の要害として最適であったことから奥州南朝方の要として城が築かれました。

興国(こうこく)元年(1340)鎮守府(ちんじゅふ)将軍北畠顕信(きたばたけあきのぶ)を吉野から迎え入れ、 さらに三品宮守永親王(みしなのみやもりながしんのう)(後醍醐天皇の孫)を奉じて、宇津峰に国府と鎮守府をおいて北朝方の攻撃に備えました。しかし、正平8年(1353)5月、攻防戦の末ついに宇津峰城は落城し、14年間にわたる戦いは幕を閉じました。

指定・種類

国指定 史跡

所在地

塩田字雲水峯

所有者等

菅船神社・小塩江財産区

指定年月日

昭和6年7月31日

地図情報

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