市では、創業意欲の向上と市内創業を促進し、本市産業の振興を図るため、優れた創業者を表彰しています。

令和6年度は、審査の結果1件を最優秀賞、2件を優秀賞として決定しました。
受賞された創業者の皆さんをご紹介します。

令和6年度最優秀賞受賞者紹介

情報整備局株式会社 代表取締役 斎藤 浩平

◆所在地

須賀川市滑川字東町145

◆法人設立日

令和5年3月13日

◆事業の概要

災害発生時の情報共有が効率的に行えないという課題を解決し、円滑な情報共有と迅速な対応を実現するため、消防団員向けアプリ「S.A.F.E.」を開発しました。福島県内を中心に、多数の自治体での導入事例があります。

◆創業の動機

東日本大震災の翌年からアプリの開発を始めました。当時、消防団の水利情報は、紙の地図しかなく、このままでは、大規模災害で同時火災が発生した場合に大変なことになると考えたことがきっかけです。最初は、紙の地図をもとに水利の位置などを記したデジタルマップや、火災情報、河川水位情報のリンクを無償でWeb上に公開しました。そのサイトを見た同じ志を持った団員(現、副社長の和田晃司)とつながることになり、二人で協力してアプリを作ることとなりました。

◆創業して良かった点・苦労した点

利用者から直接喜びの声を聞くたび、開発して良かったと実感します。

信用ゼロ・実績ゼロからのスタートで、全国に導入事例が無いアプリの開発だったので、実績を積むまでが大変でした。実績が無いサービスの導入に関して、自治体の信用を得るのは難しい状況でした。そこで、郡山市の専門学校の学生教材としてSAFEを提供し、それを基にした「ポンプン」というアプリの共同開発を行い、「Connect 2015 in Koriyama, with UDC」というイベントで3位入賞することができました。この入賞を1つのきっかけに、アプリの良さを分かっていただき、須賀川市での導入に至りました。

令和6年度優秀賞受賞者紹介

Pulau Coffee Roaster(プラウコーヒーロースター) 島 裕康

◆所在地

須賀川市和田道5-11

◆開業日

令和4年5月20日

◆事業の概要

自家焙煎コーヒー豆の製造及び販売をメインに行う事業所です。実店舗での販売のほか、オンライン販売、卸売りや海外からのインバウンド客への販売も行っています。

◆創業の動機

前職ではインバウンド専門の旅行会社で働いていました。コーヒー好きが高じて、国内だけでなく海外に赴いてはアジアからヨーロッパと各国で好まれるコーヒーのタイプや好みの違いなどを知り、抽出方法や豆の違いなどを探求していました。

その中で、コーヒー焙煎に興味を持ち趣味の一環として焙煎を開始し、いかに美味しく豆を焙煎するかを探求し『生豆を洗って焙煎する』方法に行きつきました。高品質なスペシャルティコーヒーを使用、さらに洗うことで美味しくなるコーヒーにビジネスチャンスを感じ、創業に至りました。

◆創業して良かった点・苦労した点

須賀川で実店舗を構えたことで、同業・他業種と色々な方達と知り合うことができたのが一番良かったことです。横の繋がりが生まれたことで珈琲甘酒や珈琲ゼリーといった、当店のコーヒーを使用した地元企業とのコラボ商品の開発ができました。また、店舗があることが信用にも繋がり、オンラインショップでの売上も伸びていて、須賀川から全国へコーヒーを発送しています。

苦労したのは、飲食店での業務経験が無いことと、豆の販売・コーヒースタンドという業態が通用するのかという不安はありましたが、市内・県内外から沢山の方に来店いただけたことが自信へと繋がりました。経験に勝るものはないという考えのもと、トライ&エラーを繰り返しながら店舗を運営しています。

株式会社ケアシスト 代表取締役 岡部 和広

◆所在地

須賀川市深渡戸字上11

◆法人設立日

令和4年4月28日

◆事業の概要

「しなやかさ」を経営のテーマとして、介護用品の販売リースを行っています。

前職時代に培ったノウハウに基づいて創業しました。高度で専門性の高い介護用品の知識は、地域包括支援センターや居宅支援事業所のケアマネージャーからは高い評価を得ています。お客様の自宅に訪問して身体の状況と生活環境を確認したうえで、適切な貸与商品の設定や、福祉用具の販売を行っています。

◆創業の動機

家族の介護を行ったことが、介護について考えるきっかけとなり、「介護はすごく大変なことだ」と実感しました。結果的に、家族介護を継続することは難しくなり、介護保険サービスを利用することになったのですが、この時に介護業界で働く方々の素晴らしさに感銘を受けたことが、介護業界での起業を考えるきっかけになりました。

◆創業して良かった点・苦労した点

苦労した点は、会社員時代のリーダーとしての決断と、社長としての決断の重さが違うことです。会社員だとそれほど自分で決断すべき場面は少ないですが、経営者になると決断の連続で、失敗と成功を繰り返して成長していくのかなと思います。

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