東日本大震災　須賀川市復興への軌跡

東日本大震災復興交付金から見た須賀川市の復興

東日本大震災復興交付金

 

本市では、東日本大震災からの復興にあたって、震災直後に策定した「須賀川市震災復興計画」（平成23年12月策定）をはじめ、「須賀川市復興まちづくり事業計画」（平成25年3月策定）や「第7次須賀川市総合計画」（平成24年12月策定）などに基づき、復興への「想い」を市民の皆さまと共有しながら、平成24年1月の第1回配分から令和3年2月の配分まで実に9年に渡り、東日本大震災復興交付金の「基幹事業」及び「効果促進事業」合わせて、111億82,425千円（事業費の76.1%）の交付を受け、市の復旧・復興を進めてきました。

「東日本大震災　須賀川市復興への軌跡」

「東日本大震災　須賀川市復興への軌跡」は、国の「東日本大震災復興特別区域法」に基づく「須賀川市復興交付金事業計画」を中心に本市の東日本大震災からの復興の歩みを取りまとめたものです。

本編をまとめるにあたっては、「須賀川市復興交付金事業計画の実績に関する評価書」（令和3年11月公表）の内容を基本とし、当時の資料等を確認しながら編集しています。

本記録は、東日本大震災からの復旧・復興過程の一部ではありますが、市が被った甚大な災害からの復興の記憶と記録を後世に伝えることは重要であり、今後の災害対応が迅速かつ的確に行われることにつながるものと考えています。

本編を通して、震災時に芽吹いた市民力・地域力といった「協働」の芽が大きく花開くよう、また、復興期からの新たなステージにおいて、本市が「選ばれるまち」となり、すべての人にとって「住み続けたいまち」となるよう引き続き努めていきます。