市長メッセージ「新年のご挨拶」（平成31年1月1日）

市民力を結集し、「選ばれるまち」へ

明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新年を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。
昨年は、市立第二中学校の全日本合唱コンクールでの金賞受賞をはじめ、スポーツや文化活動など様々な分野で、本市の子どもたちが素晴らしい成果を挙げました。未来を担う子どもたちは、本市にとってかけがえのない宝であり、今後も、あらゆる面でその成長を支えてまいります。
こうした中、今月11日には、新たな文化交流と市民活動の拠点となる市民交流センターtette（てって）が待望のオープンを迎えます。ここに至るまでには、導入する機能や活用方法などについて、市民の皆様と30回以上ものワークショップを重ね、その中でいただいた数多くの意見を、出来る限り反映させてきました。まさに、「市民との協働のまちづくり」が一つの形となったものであります。tetteが市民の皆様に末永く愛され、育てていただく施設となるよう努めてまいります。

昨年11月に、本市の伝統行事である「松明あかし」が「俳句歳時記」に冬の季語として収載されました。これは、桔槹吟社をはじめ関係各位の永年にわたるご尽力の賜物で、「俳句のまち」を標榜する本市にとって大変喜ばしいことであります。現在、整備を進めている「（仮称）文化創造伝承館」を中心に、俳句をはじめとする、先人から脈々と受け継がれてきた須賀川の歴史・文化を若い世代に継承していけるよう取り組んでまいります。
また、郷土の偉人である、円谷英二監督が礎を築いた「特撮」を日本の誇るべき文化として確立するため、tette5階の「円谷英二ミュージアム」において英二監督の功績を顕彰するとともに、「特撮アーカイブセンター」の整備を進め、その魅力を世界に発信していきたいと考えております。
本市では、昨年4月から、あらゆる人に「選ばれるまち」となることを目指し、第8次総合計画がスタートいたしました。2年目となる今年は、「選ばれていること」を市民の皆様に実感していただき、それがふるさと須賀川への愛着や誇り、「シビックプライド」の醸成につながるよう、各種施策に鋭意取り組んでまいりますので、引き続き、市政に対するご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
市民力を結集し、皆様がずっと住み続けたいと思う須賀川市をともに創っていきましょう。
結びに、今年一年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、年頭の挨拶といたします。

平成31年1月1日