銅版画教室を開催しました
春季企画展「亜欧堂田善没後200年記念展‐銅版画の世界‐」の催しの一つである、銅版画教室を5月1日(日曜日)にtette(市民交流センター)で開催しました。
講師は銅版画に詳しい三井田盛一郎先生(東京藝術大学教授)と杢谷圭章先生(版画家)にお願いし、銅版画のエッチングから刷り(印刷)までを行いました。
参加者の方々は田善の銅版画の技術の高さに驚きながらも、各自素晴らしい作品を仕上げていました。
当館では、亜欧堂田善没後200年を記念し、新たに版画のプレス機を購入しました。
今後も銅版画教室を開催する予定ですので、開催の際は、市ホームページなどでお知らせします。
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銅版画についての講義(三井田先生と杢谷先生)
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作業(1)グランド液の塗布(防蝕剤で描画しない部分を保護する)
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作業(2)エッチング(先の細い針で傷をつけ、描画する)
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作業(3)腐蝕(腐食液に浸し、描画した線を化学反応で深くさせる)
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作業(4)インク詰め(グランドを除去したのち、インクを銅板に塗る)
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作業(5)プレス(インクを紙に転写する)
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完成した銅版画
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