【終了】2019花火大会見どころ紹介

ページ番号1003822  更新日 令和2年10月21日

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「須賀川市釈迦堂川花火大会」を10倍楽しむ!花火愛好家・安斎幸裕さんが紹介してくださったポイントをもとに、今年の花火大会の見どころをご紹介します。

これまで国内100箇所以上の花火大会を観覧、テレビ・新聞・ラジオなど、各種メディアに出演中の花火愛好家「安斎幸裕」が「須賀川市釈迦堂川花火大会」の見どころをマニア目線でご紹介します。
「もっと須賀川花火を楽しみたい!」「思い出に残る須賀川花火にしたい!」そんなアナタにおすすめの見どころ&ポイントを絞ってご紹介します。

須賀川市釈迦堂川花火大会とは?

今年で41回目の開催を迎える「須賀川市釈迦堂川花火大会(以下、須賀川花火)」。福島市で開催される「ふくしま花火大会」・いわき市で開催される「いわき花火大会」とならび、福島三大花火に数えられている県下有数の花火大会です。

花火の打ち上げ発数は県下トップクラスの「約10,000発」、打ち上げられる花火玉の大きさも最大「尺五寸玉(15号玉)」となっており、その数も大きさも県下最大級となっています。

地元の方にとっては「二尺玉が打ち上がる花火大会」として馴染み深いこの須賀川花火ですが、近年は一回りサイズを落とし「尺五寸玉」の打ち上げが行われています。
打ち上げ発数・花火玉の大きさ、そしてその打ち上げ内容(プログラム)に定評があり、毎年県内外から多くの観覧者が訪れる花火大会です。

写真:花火

第41回大会の見どころ紹介!「尺五寸玉・ミュージックスターマイン・有名花火師による尺玉の競演」

約10,000発の花火&尺五寸玉(15号玉)が打ち上げられる!

「どの花火大会を見に行こうか」と計画を立てる際、一つの指標となるのが「花火の打ち上げ発数」です。10,000発クラスを超えると「大規模大会」と称され、観覧者数も数万人規模となります。そしてその打ち上げ内容もとても華やかなものとなります。

ここ須賀川花火は、県下最大級の10,000発の花火が打ち上げられます。約90分の間に、10,000発もの花火が須賀川の夜空を彩るのです。

また、打ち上げ発数も大規模ですが、打ち上げられる花火玉の大きさも県下最大級、尺五寸玉(15号玉)が打ち上げられます。
打ち上げられる花火玉は「号」で表記されますが、15号玉はその花火玉の大きさは約45cm・上空約400mまで打ち上がり、直径約400mにまで広がります。
数え切れないほどの多数の花火と、視界に収まりきらない大玉花火をぜひじっくりとご堪能ください。

音楽連動花火でノリノリ!合唱と花火の融合も楽しめる須賀川花火!

打ち上げ発数や打ち上げられる花火の大きさで有名な須賀川花火ではありますが、その内容も全国規模の大会に負けず劣らずの内容となっています。その中でも「音楽連動花火(以下、ミュージックスターマイン)」は須賀川花火の代名詞とも言えるでしょう。

音楽と連射花火(スターマイン)を最大100分の1秒単位でシンクロさせて打ち上げるプログラムを「ミュージックスターマイン」と呼びますが、このミュージックスターマインがたくさん楽しめるのも須賀川花火の見どころとなっています。
今年はどんな曲に合わせて花火が打ち上がるのか?自分の好きな曲に合わせて花火が打ち上げられると、それはもう感動間違いなし!須賀川花火ではオープニングからこのミュージックスターマインが楽しめます。

またミュージックスターマインで使う曲を合唱に変えて打ち上げる「合唱花火」もおすすめです。須賀川市内の中学校・合唱部による歌声に合わせ花火が打ち上げられます。この「合唱花火」が見られるのは須賀川花火だけです。美しく澄んだ歌声に合わせて打ち上げられる合唱花火、目を凝らし・耳を澄ませてご鑑賞いただければと思います。

内閣総理大臣賞受賞花火師の芸術玉がみられる須賀川花火!

そして3つ目は、全国花火競技大会「大曲の花火」や土浦全国花火競技大会など、日本最高峰の花火大会で受賞歴のある有名花火師作製の「芸術玉」が見られるのも、須賀川花火の見どころです。

「尺玉の競演」と称し、全3部に渡り全国各地の花火師さんが腕によりをかけて作製した花火玉が打ち上げれれます。しかもそれらは全て尺玉(10号玉)で打ち上げられます(尺玉:直径約30cm・開花幅約330mの花火)。

全国花火競技大会「大曲の花火」や土浦全国花火競技大会、日本三大花火で打ち上げられるような素晴らしい芸術玉が、ここ須賀川で打ち上げられるのです。

いままで見たことがない、素晴らしい芸術作品がきっと見られるはずです。尺玉の競演が始まりましたら、一発一発をしっかり目に焼き付けていただき、ぜひ盛大な拍手をお願い致します。

最後に

いかがでしたでしょうか?皆さん花火の見方・感じ方は様々かと思います。これはあくまで花火愛好家・安斎幸裕がおすすめする見どころを参考にご紹介しているものですので、それぞれの想いで須賀川花火をお楽しみください。
単に花火大会といっても、一つひとつを紐解いてみると、多彩なプログラムが集まって一つの花火大会を形成しています。それらはまさに、打ち上げを担当する花火師さんの技術・経験の集合体です。「今年はどんな花火が打ち上がるか?」その一つひとつに目を凝らし耳を傾けて、全身で須賀川花火を楽しんでいただければと思います。
このページをご覧になった方が「須賀川花火、思いっきり楽しめた!」そう思っていただけたなら幸いです。

花火愛好家 安斎幸裕さんプロフィール

1981年福島県二本松市生まれ、千葉県船橋市在住。

花火観覧&動画撮影マニア。2011年に発生した東日本大震災で実家が被災し、気落ちしていたときに「須賀川市釈迦堂川花火大会」を有料席で観覧。間近で見る、視界に収まりきらない花火に感動し花火マニアの道へ進む。

それ以来、国内100か所以上の花火大会に足を運び、主催者・花火業者とも親交を深めている。花火マニアとして、テレビ・ラジオに出演、新聞・WEB媒体への執筆も担当。

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