若年層による消費者トラブルの未然防止・拡大防止
消費者トラブルに注意
若年層は、進学や就職等の理由により生活環境に変化があることから、様々な契約を締結する際に、消費者トラブルに巻き込まれる可能性があります。
よく確認してから契約し、消費者トラブルに巻き込まれないように気を付けましょう。
若年層が注意すべき消費者トラブル3選!
被害の増えている件数を以下のとおり、3つ紹介します。
1 定期購入について
美容液や美容クリームの定期購入など、美容商品に関する相談が増加傾向にあります。
また、ダイエットサプリの契約に関する相談もあるため、気を付けましょう。
【事例】
SNSの広告で美容液を購入し、商品が送られてきたが、後日、また同じ商品が送られてきて、定期購入になっていると気づいた。SNSの広告には、定期購入の記載はなかった。業者に架電し、解約申請をしたが、「解約はできない」と言われた。
【注意点】
- 購入する前に定期購入の記載がないか確認する。
- 契約内容をスクリーンショットしておく。
- SNSの広告について、まずは疑うこと。
2 副業契約について
副業として「簡単に稼げる」という内容の広告には注意が必要です。詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性があります。過剰な表現に惑わされないようにしましょう。
【事例】
SNSで、10万円振り込むと、自分の通帳に20万円振り込まれるというような内容の副業を契約した。10万円振り込んだが、そのあと連絡が取れなくなった。
【注意点】
- お金の振り込み等の話が出たら要注意。
- 「簡単に稼げる」「絶対儲かる」など極端な表現に惑わされない。
3 マルチ商法について
会員になって商品を販売し、新規会員を勧誘すれば紹介料がもらえるとうたう商法です。
高額なお金を支払って入会しても、商品が売れず勧誘もできず、借金を抱えてしまう場合がほとんどです。
【事例】
いつもSNSにブランド品や豪華な食事の写真をあげている人。なぜかその人から友達になろうとメッセージがきて、「みんながお金持ちになれる」というコミュニティーに誘われた。暗号資産や海外事業に投資するらしい。入会金は80万円だが、新規会員を紹介すると1人につき30万円もらえるというので、なんとかお金を工面して入会した。しかし友人に声をかけたところ、それはマルチ商法ではないかと言われた。
【注意点】
- 断る時は、「ちょっと考えておく」などの曖昧な返答ではなく、「やらない」と明確に伝える。
- 怪しいSNSの連絡先はブロックする。
- メディアやインターネットの情報源を正しく理解し、判断することで、情報リテラシーを高める。
SNSを安全に利用するための心得
- SNS上には詐欺広告やうその情報が多いことを常に意識する。
- メリットだけを強調する広告や儲け話をうのみにしない。
- SNSで知り合った人を安易に信用しない。
- 安易に個人情報を教えない、自分の写真を送らない。
- SNSの連絡先しか知らない人とは深く付き合わない。
- SNSで知り合った人からお金の話が出たら注意する。
- 個人間取引はトラブルになりやすいことを理解する。
- SNSを通じた個人間融資は絶対に利用しない。
- 不安を感じたら、身近な人や消費生活センター(消費生活相談窓口)に相談する。
相談・問い合わせ先
須賀川警察署生活安全課:0248-75-2121
消費者ホットライン:188(いやや!)
注:最寄りの消費生活相談窓口へ繋がります。
消費者庁ホームページ
このページに関するお問い合わせ
総務部 市民安全課
〒962-8601 須賀川市八幡町135
生活安全係 電話番号:0248-88-9128 ファクス番号:0248-73-4160
消防係 電話番号:0248-88-9133 ファクス番号:0248-73-4160
危機管理係 電話番号:0248-88-9185 ファクス番号:0248-73-4160
市民相談室 電話番号:0248-88-9132 ファクス番号:0248-73-4160
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