わたしの未来&ふるさと応援ワークショップ
高校生の目線で魅力を伝えます!
若者の意見を反映した情報発信
市では、移住・定住を促進するため、市内に通う高校生を対象に「わたしの未来&ふるさと応援ワークショップ」を開催しています。
ワークショップは、地元密着型の情報誌を発刊するエリア・マークス株式会社などを講師に、誌面における効果的な情報発信の方法や写真の撮り方などのアドバイスをいただきながら、高校生の柔軟で斬新なアイディアを取り入れることで、特に若者や子育て世代に向けて市の魅力を伝えていきます。
(一般財団法人地域活性化支援センター「令和7年度移住・定住・交流支援事業助成金」を活用して実施)
18名の生徒がワークショップに取り組んでいます!

市内高校に募集したところ、須賀川創英館高等学校、須賀川桐陽高等学校、清陵情報高等学校から、意欲ある生徒計18名に申し込んでいただきました。
これから、以下全4回のスケジュールでワークショップを進めていきます。
| 日付 | 内容 | |
|---|---|---|
| 第1回 | 令和7年7月24日(木曜) |
「誌面制作のポイント」「写真・動画撮影講座」「街中で撮影」 |
| 第2回 | 令和7年8月22日(金曜) | 「誌面のアイディア出し」「ラフ作成」 |
| 第3回 | 令和7年9月5日(金曜) | 「第2回で作成したラフを仕上げる」 |
| 第4回 | 令和7年10月10日(金曜) | 「月刊すかっと編集部が仕上げたゲラを確認&ブラッシュアップ」「PR動画作成」 |
<第1回>令和7年7月24日(木曜)
初回ワークショップを開催しました
第1回ワークショップを7月24日(木曜)に市民交流センターtetteで開催しました。
はじめに、ワークショップの趣旨やスケジュールを説明し、これから進めていく内容について共有を図りました。
次に、月刊すかっと編集室(エリア・マークス株式会社)の中野目編集長と米山チーフデザイナーから「情報発信のポイント」について、KinomeStudioの柳沼フォトグラファーから「写真の撮り方」について、株式会社ステップ・ワンの中川代表取締役から「動画の撮り方」についてそれぞれ説明していただきました。




グループワーク
続いて、3つのグループに分かれ、各グループで自己紹介を行った後、「須賀川に住んでみたいな」と思ってもらえるような情報を発信するためのアイディアを出し合いました。
グループワークでは、大きな模造紙に絵や意見を書き込んだり、付箋に書いたりしながら市のいいところや身近な魅力スポットなどについて話し合いました。
大寺市長もグループワークに混ざり、高校生から見る須賀川市や市長の視点から見る市の魅力などについて意見を交わしました。
最初は緊張していた様子の高校生でしたが、時間が経つにつれ緊張がほぐれ、活発に意見を出し合っていました。






各班から共有
グループワーク後は、各班で話し合った内容を全員に共有しました。
「自然がたくさん」「人があたたかい」「野菜がおいしい」「昔ながらの伝統や新しい文化がいっぱい」など、伝えたい魅力がたくさん出てきました。




まち歩き
最後に、講義の内容を参考にして、まちなかを歩きながら写真撮影を実践しました。
観光物産館flatto、松明通り、風流のはじめ館を回り、誌面に載せるイメージをしながら画角や露光を調整し、真剣な面持ちで撮影を行っていました。
第1回は時間が足りないほどボリュームが多く、とても充実した回になりました。






<第2回>令和7年8月22日(金曜)
第2回ワークショップを開催しました
8月22日(金曜)に市民交流センターtetteで第2回ワークショップを開催しました。
およそ1か月ぶりとなる再会だったため、緊張が解けるよう、はじめにアイスブレイクを行いました。
アイスブレイクは、4つの選択肢が用意された質問に対し部屋の四隅にみんなで分かれることで、どんなメンバーが参加しているのかが体感的にわかるミニゲームです。
参加者は、A型、長男長女の割合が多いことがわかりました。


講義
緊張がほぐれた後は、月刊すかっと編集室の中野目さん、米山さんから「ラフ画制作のコツ」の説明を受け、制作の流れやデザインの基本について学びました。
<制作の流れ>
- コンセプト(目的)を明確にする
- 誌面のテーマを考える
- テーマに沿った情報や素材を集める
- 大まかなレイアウトを確定させる
- 詳細ラフを作成する
- 詳細ラフに合わせて本文(コピー)や素材収集など細かな内容を考える
このワークショップでは、コンセプトが決まっているため、2~6を進めていくことになります。
※コンセプト:地元を離れた若者や首都圏の若者世代に対し、須賀川に住んでみたいと思ってもらえるような情報を発信
第2回ワークショップでは、“4.大まかなレイアウトを確定させる”までを目指して進めていきます。


ページ分担とラフ画作成
あらかじめ、第1回ワークショップで出た意見をグルーピングし、各ページの割り振りの案を作成しておきました。
| ページ数 | テーマ(仮) | ページ内容(仮) |
|---|---|---|
| 1~2 | 「須賀川市ってこんなところ」 | 「グルメ・飲食店」「人・地域」「特撮」 |
| 3~4 | 「須賀川市のここがすごい」 | 「イベント」「素材の味」「自然環境」 |
| 5~6 | 「ぜひ知ってほしいオススメポイント」 | 「学校」「施設」「暮らし」 |
このページ割り振り(案)について、どの班が担当したいか希望をとり、次のとおり分担を決定しました。
- 1~2ページ目 C班
- 3~4ページ目 B班
- 5~6ページ目 A班
また、各班において、ページ内容の一部を変更・交換のやり取りも行われ、高校生の積極的な姿勢や行動の様子が見られました。
1~2ページ目:「グルメ・飲食店」のうち、“カフェ”に関する部分は5~6ページ目で掲載
5~6ページ目:「学校」のうち、清陵情報高校の“とある写真”を1~2ページ目で使用


ラフ画作成
各班で決まったページ内容に沿ったラフの作成を始めました。
ほかのパンフレットや冊子を見て参考にしたり、講義で学んだことを振り返ったり、イラストを描いてみたり、各班試行錯誤しながら、賑やかに作成作業を進めていました。






共有及び整理
最後に、話し合った内容や方向性について発表しました。
各班が担当するページに重複する内容がないか、読み進めていくページの順番がおかしくないかなど、月刊すかっと編集室にも確認していただき、第3回に実施する詳細ラフの作成に向け方向性の共有を行いました。






<誌面掲載に係る取材>令和7年8月27日(水曜)
かおり食堂さんに取材してきました
5~6ページ担当のA班では「須賀川のここがアツい!?」と題し、公園やカフェ、市内高校などの情報を掲載することとしています。
その中の「カフェ特集」において、A班の参加者より「推しのかおり食堂さんに取材したい!」と希望があったため、かおり食堂さんご協力のもと取材してきました。
カフェを開業したきっかけや人気になっているパフェを作った経緯など、一生懸命に取材していました。
また、こだわりが詰まったパフェを前に、細かな飾りつけに目を輝かせ、厳選素材を生かした味に舌鼓を打っていました。






<第3回>令和7年9月5日(金曜)
第3回ワークショップを開催しました
第2回で作ったレイアウトをもとに、本文(コピー)を考えたり、誌面に入れ込む写真を選定したりしました。
大まかなレイアウトはできていたので、作業スピードがとても速かったです。






物撮り、切り抜き写真撮影
各班で必要な物撮りや切り抜き写真撮影も行いました。
ポーズや物の角度などの細部まで話し合い、こだわりながら撮影していました。



発表・共有
最後に、各班で仕上げた内容を全体に共有しました。
「導入部分なのでイラスト・写真を多くして文章を少なくした」「ネットでは調べられない情報を盛り込んだ」など、たくさん工夫した点を話していただきました。
高校生たちが作成した詳細ラフは、第4回ワークショップまでに、月刊すかっと編集室が初稿として仕上げることとしました。






<第4回>令和7年10月10日(金曜)
第4回ワークショップを開催しました
第3回ワークショップで各班が作成した詳細ラフが、月刊すかっと編集室のみなさんによって初稿デザインとして出来上がったため、はじめに編集室の中野目さん、米山さんから初稿デザインを仕上げるまでの流れや、工夫した点について説明していただきました。
その後、各班が担当するページの誤字脱字がないかなどについて校正しました。
校正した初稿は11月中旬の完成を目指し、修正作業を進めていきます。






講義
誌面による情報発信とあわせ、市の魅力を伝えるためのPR動画についても作成しました。
はじめに、株式会社ステップ・ワンの中川さんより、スマートフォンアプリを使った動画の編集方法について、第1回ワークショップのおさらいも含め、説明を受けました。
動画や音声の挿入などの基本的な操作から、エフェクトやアニメーションの挿入やシーンの切り替え設定などの方法も学びました。
感覚的にできる操作も多く、参加者はすぐにアプリを使いこなして動画を作成していました。




できあがった動画を上映






活動証書授与
最後に、活動に参加していただいた皆様一人一人に活動証書を手渡し、全4回のワークショップは終了となりました。
高校生ならではの視点や、凝り固まっていない発想から生まれたアイディアによって作られたパンフレット、動画はどれも素晴らしいものでした。
この成果について、全力で発信・活用させていただきます。参加された皆様ありがとうございました。


最後に記念撮影

お知らせ
ワークショップで制作したパンフレットやPR動画について
高校生が制作したパンフレットや動画について、校正が完了次第、本ページなどに掲載予定です。
完成を楽しみにお待ちください。
このページに関するお問い合わせ
企画政策部 企画政策課
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ふるさとつながり係 電話番号:0248-88-9131 ファクス番号:0248-75-2978
総合交通政策係 電話番号:0248-94-7173 ファクス番号:0248-75-2978
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