北海道長沼町
交流の経緯
北海道長沼町とは、合併前の旧長沼町が国内で唯一同じ町名をもつ自治体として、平成2年から民間団体を中心に交流を重ね、親交を深めてきました。平成5年に福島空港が開港したことから、町・住民あげての友好交流の機運は一層高まり、平成9年8月に両町の末永い親交を誓う「友好親善」の宣言・調印式が行われました。
その後は、町内の企業グループの視察や高校生の相互訪問などの交流事業が活発に行われ、平成17年の「平成の大合併」による新生・須賀川市誕生後も、それぞれの主要行事で物産展を開催するなど、幅広い相互交流を展開しています。
東日本大震災で本市が甚大な被害を受けた際には、北海道長沼町の皆さんから、物心両面にわたる心あたたかい様々なご支援をいただきました。
北海道長沼町
北海道長沼町は、北海道の中央、石狩平野の南端に位置し、札幌市から南東へ約32キロメートル、北海道の空の玄関口・新千歳空港から約29キロメートルの距離にあり、都市との近接性を生かした田園地帯として発展してきました。面積は、168.36平方キロメートルで、南北21.1キロメートル、東西に15.5キロメートル、東側に標高100メートルから280メートルの馬追丘陵が連なり、約7割が田、畑、牧場となっています。馬追丘陵の近くには高い障害物がないことから、石狩平野の地平線に沈む雄大な夕日を望むことができ、晴れた日には日本海と太平洋を一望できることもあります。
長沼町は、北海道内の農産物の主要供給基地、また、グリーンツーリズムの受け入れ先として、都市部との交流が盛んに行われています。
また、温泉施設やゴルフ場、スキー場など四季を通じた観光施設もあり、特産品や地域性を生かしたさまざまなイベントが年間を通して開催されています。
特に「夕やけ市」は、毎年5月から9月の最終土曜日の夕方に開催され、長沼町内外からたくさんの来場があります。
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