中国洛陽市

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黄河中流の河南省西部に位置し、中心部人口約110万人、市域人口約630万人、面積 約15,000平方キロメートル。
中国7大古都のひとつであり、遠く三千年の昔、西周の周公が都を建ててから以後9の王朝が都を置いた歴史ある都市で、邪馬台国の女王卑弥呼が使者を派遣した魏の国も洛陽にありました。孔子、老子も名著を残し、白楽天、杜甫ゆかりの地でもあります。

また、名所、旧跡も多く、中国三大石窟のひとつで、仏教彫刻美術の集大成である龍門石窟、仏教が中国に伝来して最初に建てられた寺院である白馬寺は有名で、かつて政治、経済文化の中心地であったことが偲ばれます。近年は、工業の発達がめざましく、重工業基地でもあります。
一方、郊外の農村地帯では、耕作面積約2万3千ヘクタールを有し、土壌は肥沃で、用水路がはりめぐらされ、主な農産物は、小麦、とうもろこし、米、綿花等があり、大型トラクターや農産物加工機械等の導入により、機械化が進められています。
洛陽市は、歴史的に名高いばかりでなく、近代化が進む工業都市として、発展の息吹に燃え、一層の躍進が期待されています。