市長挨拶 (令和5年第1回市議会臨時会)

ページ番号1015185  更新日 令和5年9月15日

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本日、市議会議員一般選挙後、初めての市議会本会議にあたり、ご挨拶申し上げます。

冒頭に、今回の台風第13号や線状降水帯の発生に伴う大雨により、いわき市をはじめ、県内外でも甚大な被害が発生しました。被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
本市におきましても、令和元年東日本台風などの度重なる災害の教訓を踏まえ、事前に災害対応体制を確認するほか、市民の皆様へ気象情報を提供するなど、事前の備えを行っていたところであります。
幸いにも本市においては、今回被災はしませんでしたが、今後も国・県等の関係機関と連携を図りながら、防災・減災対策に取り組んでいく考えでありますので、引き続き、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。

さて、皆様方には、去る8月6日執行の市議会議員選挙におきまして、当選の栄誉に浴されましたことに対し、改めて心からお祝いを申し上げます。
本日は、正副議長選挙が行われ、議長に大寺正晃議長、副議長には溝井光夫副議長が選任されましたのをはじめ、各常任委員会委員の選任など、重要案件を滞りなく決定され、新たな議会体制が発足されましたことは、誠に喜ばしい限りであります。

写真:市議会定例会本会議

はじめに、8月26日に開催した須賀川市釈迦堂川花火大会についてであります。
本花火大会につきましては、コロナ禍の影響を受け、通常規模での開催は4年ぶりとなりましたが、大きな混乱もなく、無事終了することができたところであります。今回の花火大会を通して、元気な須賀川を市内外に発信することができたものと考えており、改めて、議員の皆様をはじめ、市民の皆様に厚く御礼を申し上げます。

現在、本市では、令和5年度を初年度とし、今後5年間のまちづくりの指針となる第9次総合計画「須賀川市まちづくりビジョン2023」がスタートしております。本計画の将来都市像である「共につくる 住み続けたいまち すかがわ」には、誰もが安全で安心に、そして心豊かに暮らすことができる私たちの未来を、まちづくりの主体である市民の皆様をはじめ、地域、事業者、行政、そして、本市に関わるすべての人が支えあいながら協働してつくっていく意思を込めております。

人口減少と少子高齢社会の進行や、急速なデジタル化、頻発する自然災害や新型コロナウイルス感染症など、社会環境が大きく変化している現在において、SDGsの理念である持続可能なまちづくりを目指すためには、市民との協働によるまちづくりが大変重要であります。
かつて、近世の須賀川の先人たちは、英知と情熱を傾け、「市民自治の精神」という大きな財産を築きあげてきました。
「令和」という時代に生きる私達は、先人たちの精神を受け継ぎながら、「市民との協働のまちづくり」に取り組まなければならないと考えております。

今後も引き続き、ふるさと須賀川への愛着と誇り「シビックプライド」を醸成しながら、すべての人にとって「住み続けたいまち」であり続けられるよう、希望に満ちた魅力あるまちづくりを進めてまいりますので、議員の皆様の特段のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

また、後ほど、報告1件についての提案理由につきまして、副市長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
本日は、ありがとうございました。

令和5年9月14日

須賀川市長 橋本 克也

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