市長挨拶 (令和7年9月市議会定例会)

ページ番号1018279  更新日 令和7年9月19日

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はじめに

本日ここに、令和7年9月須賀川市議会定例会が招集となりましたところ、議員の皆様には公私ともご多用のところ、ご参集をいただき、本日から29日間の予定をもちましてご精励いただきますこと、誠にありがとうございます。
さて、今期定例会におきましては、ただ今一括議題となりました令和7年度一般会計補正予算をはじめ、議案12件、報告1件について、ご審議いただくこととなりますが、提出議案などの説明に先立ち、6月市議会定例会後における市政当面の主な事項について申し上げます。

行財政改革

はじめに、行財政改革についてであります。
「集中改革プラン」に基づく、公共施設マネジメントの推進につきましては、去る6月26日の市議会議員全員協議会において、一部公共施設の開館時間の短縮や休館日の追加、また、「市公共施設等個別施設計画」に先行して、統廃合を進める対象施設の選定などについて検討を進めるため、「公共施設マネジメントの素案」をお示しし、ご意見をいただいたところであります。
現在の取組状況につきましては、対象施設ごとに定めたマネジメントの方針や取組事項に基づき、市民や関係機関の皆様と対話を重ねながら、各施設単位で順次対応を進めているところであります。
引き続き、持続可能な行財政基盤を確立するため、皆様のご意見をいただきながらスピード感を持って取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

行政組織機構改革及び職員の働き方改革

写真:市議会定例会本会議

次に、行政組織機構改革及び職員の働き方改革についてであります。
現在、行政組織機構改革に向け、検討を進めておりますが、厳しい財政状況下にあっても、人口減少や多様化・高度化する住民ニーズに迅速かつ的確に対応するため、効果的な組織機構改革を行う考えであります。
また、職員の働き方改革を推進するため、窓口の受付時間短縮による適正な労務管理に取り組むとともに、待ち時間短縮や申請手続きの簡素化等の窓口業務の効率化により、相談業務を充実させるなど、更なる利便性向上についても検討してまいります。

令和8年度当初予算の編成

次に、令和8年度当初予算の編成についてであります。
地方財政の状況は、頻発かつ激甚化する自然災害対応に加え、急速な人口減少や少子高齢化の進行による扶助費の増大、また金利上昇による公債費の増加、さらには急激な人件費の上昇や物価高騰に伴う、経常経費の増加といった複合的な要因により、一層厳しさを増しております。
本市におきましても、経常収支比率の悪化や、財政調整基金残高の減少など、財政構造の硬直化が顕著となり、今後も予断を許さない厳しい財政運営となる見通しであります。
このため、令和8年度当初予算編成にあたりましては、「市行財政改革取組方針」に基づく「集中改革プラン」の期間中であることを踏まえ、最小の経費で最大の効果を挙げられるよう、創意工夫を図り、「市民のしあわせ」と「元気な須賀川市」の実現に向けて、持続可能な行財政基盤の確立を目指してまいります。
今後は、国が公表する地方財政計画を注視しながら、国の支援措置を最大限に活用し、本市が直面する課題解決に向けた、効果的な予算編成に努めてまいります。

松明あかし

次に、「松明あかし」についてであります。
本年度の松明あかしにつきましては、過日開催された第1回実行委員会において、本年11月8日の開催を決定したところであります。
本市が誇る伝統行事を、市民の皆様とともに開催し、「元気な須賀川市」を市内外に発信してまいりますので、引き続きご協力をお願いいたします。


以上、市政当面の主な事項について説明を終わらせていただきます。

令和7年9月19日

須賀川市長 大寺 正晃

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