田植塚

ページ番号1008771  更新日 令和8年1月13日

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写真:田植塚

指定・種類
市指定 有形文化財(歴史資料)
員数
1基
所在地
池上町
所有者等
十念寺
指定年月日
平成10年6月1日

「奥の細道」の旅に出た松尾(まつお)芭蕉(ばしょう)河合曽(かわいそ)()の二人は、元禄2年(1689)4月20日(陽暦6月7日)福島県に入り、22日に須賀川の俳人相楽等躬(さがらとうきゅう)に泊まりました。

芭蕉を迎えた俳人等躬の「白河の関いかにこえつるや」という問いに対して、芭蕉は「風流の初めやおくの田植えうた」と返句しました。その句が刻まれた句碑が田植塚です。

安政2年(1856)市原多代女(たよじょ)によって池上町にある(じゅう)念寺(ねんじ)に建立されたものです。

多代女は、嘉永6年(1854)の春、愛宕山で「(つい)に行く道はいづくぞ花の雲」の辞世の句を得、「辞世集」を刊行します。同年、多代女の弟子たちは、辞世の句碑を十念寺に建立します。

多代女にとって、尊崇(そんすう)する芭蕉の句碑建立を果たす前に、自分の句碑が建ってしまったことは、自責の念にかられることでした。

そこで、多代女は手を尽くし、辞世の句碑の向かいに「田植塚」を建立しました。

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