令和3年度の取組

ページ番号1016928  更新日 令和6年12月6日

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令和3年度の取組

<第2回会議>(令和3年5月18日開催)

第2回会議の記録

第2回会議では、福島大学の村上早紀子准教授より、「昨今の地方都市における課題や現状」と題して、他自治体の事例を踏まえたガイダンスをしていただきました。人口減少や少子高齢化など、自治体が抱えている課題は共通しているものが多いが、地域の成り立ちやつながりなどを生かし、地域の実情に合わせて、課題に対する検証をしていくこと、また、今後、エリプラにおいては多様な人材や様々な投資を惹きつける都市の魅力をどのように形成していくかが重要になるとアドバイスをいただきました。

また、NTT東日本様、東北電力様より、企業目線で見た社会情勢や課題などについてプレゼンテーションしていただいた後、各委員による意見交換を行いました。

<まちあるきワークショップ>(令和3年7月6日)

まち歩きの様子

山口県宇部市において低未利用地の活用などを軸に様々なまちづくり活動を行っている山口大学の宋俊煥准教授をお招きして、まちの魅力・課題を見つけるためのまち歩きワークショップを行いました。

宋准教授には南部地区を一緒に歩いていただき、実際に南部地区を見た感想を交えながら、低未利用地や空き家などの活用についてレクチャーしていただきました。
その後、委員を2班に分け、まち歩きで感じた課題や魅力について意見を出し合い、発表していただきました。
最後に、アドバイザーとして参画いただいている弘前大学の北原啓司教授(現在は特任教授)より、「須賀川は中心市街地であるのに信号がなくても車が止まってくれる」という須賀川の良さを実感した話から「地域の分かりづらさは工夫次第で面白くなるポテンシャルである」「人が集うことでアクティビティが生まれ空間が育つ」など、今後のまちづくり・まち育てにつながるヒントをいただきました。

<第3回会議>(令和3年9月9日開催)

未来ビジョンの素案

第3回会議では、これまでの会議で出た意見や、まち歩きワークショップで見えてきた地域が抱える課題などをもとに作成した未来ビジョンの素案について説明され、各委員から意見を出し合いました。
未来ビジョンには、須賀川南部地区の歴史、現状の課題、目指したい将来像、将来像を実現するために何をするかなどが、イラストや写真などと一緒に分かりやすく書かれています。

<第4回会議>(令和3年11月2日開催)

第4回会議の様子

第4回会議は、第3回会議において出された意見を反映させ、より細かなアクションプランを盛り込んだ未来ビジョンについて事務局より説明され、どんなことをしていくのか、いつ実行するのかなど、具体的な将来像を共有しました。
エリプラとして活動するエリアは、市役所や風流のはじめ館、須賀川市民交流センターtetteを含む25.6haの範囲としました。集客力の高いtetteなどの公共施設を軸に、行政サービスでは行き届かない部分を補うことで、相乗効果を図ることが狙いです。

説明された未来ビジョンについては各委員に持ち帰っていただき、後ほど意見を集約することになりました。

<第5回会議>(令和4年1月26日開催)

未来ビジョンの表紙

第5回会議では、集約した意見を踏まえ、前回からブラッシュアップされた未来ビジョンや、ビッグデータを活用した分析事業、エリプラによるシンポジウムの開催案について説明されました。

ビッグデータ分析事業では、携帯キャリアのGPSデータを活用し、どんな世代の方がどこに滞在しているか、どんなルートで観光しているかなどを抽出し、中心市街地にどのようなコンテンツが望まれているのか分析しました。分析した結果で今まで見えていなかったことがデータとして視覚化され、今後のエリプラの活動展開への大きなヒントとなりました。

令和4年3月には「まち育てフォーラム~まちを育てるみちしるべ~」と題し、完成させた未来ビジョンのお披露目と、ビッグデータ分析事業の結果報告となるシンポジウムを開催する予定です。

<須賀川南部地区まち育てフォーラム2022~まちを育てるみちしるべ~>(令和4年3月2日)

フォーラムのチラシ

フォーラムの様子

エリプラの活動を幅広く多くの方に知っていただくため、令和4年3月に完成した未来ビジョン「みちしるべ」のお披露目と、ビッグデータを活用した旅客流動分析事業の報告会を須賀川市民交流センターtetteのたいまつホールで開催しました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、会場参加は関係者のみとし、WEB配信を併用した開催となりました。WEB聴講者は112名と多くの方に参加していただき、エリプラの活動を知っていただく良いきっかけとなりました。

未来ビジョン「みちしるべ」は、須賀川市南部地区のまちづくりについての計画書ですが、作ったら終わりではなく、作ってからが本当のスタートです。今回のシンポジウムで多くの方に「みちしるべ」を紹介でき、南部地区のまちづくりの新たなスタートを切ることができました。

ビッグデータを活用した分析事業では、携帯電話のGPSデータをもとにたくさんのデータを抽出し分析した結果、想像していたものと大きく違った分析結果が出たり、数値化されたことで新たな課題が見えてきたりと、たくさんの収穫がありました。

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