令和4年度の取組

ページ番号1016929  更新日 令和6年12月6日

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令和4年度の取組

<第6回会議>(令和4年4月22日開催)

第6回会議の様子

第6回会議は、未来ビジョン「みちしるべ」が完成してから初めての会議でした。年度も変わり、人事異動や役員交代などにより、エリプラの委員も少し入れ替えがあったため、各委員から自己紹介がされました。

エリプラ立ち上げから2年目となり、連携していく団体や活動に協力したいと言ってくれる方なども増えてきました。

会議では、令和3年度までの取り組みやシンポジウムの開催結果の報告と、令和4年度の計画などについて説明されました。
今後、進捗を確認しながら未来ビジョンの実現に向け、少しずつまちづくり活動を展開していきます。

<第7回会議>(令和4年5月31日開催)

第7回会議の様子

第7回会議は、令和4年度に行う予定の事業「歴史文化の街灯り景観形成実験」と「学生向けDX拠点企画検討事業」について説明がありました。

照明計画や照明デザインの専門家である株式会社ぼんぼり光環境計画の角舘政英さんを講師に招き、「あかりからのまちづくり」についての勉強会を開催しました。ただ強い光で街を明るくするだけではなく、小さくささやかな明かりでも暗がりとなっている空間を明るくすることで、人の気配を感じられる空間となり、それが安心・安全な地域作りにつながるとお話がありました。

勉強会での話を実際に実感してもらうため、令和4年9月頃に、株式会社ぼんぼり光環境計画の協力のもと、須賀川南部地区の一部の通り沿いで社会実験を行うこととしました。

学生向けDX拠点企画検討事業は、エリプラの委員でもあるNTT東日本の協力のもと、小学生高学年を対象に、ロボット型の通信端末Sotaを使用したプログラミング体験教室の開催を予定しています。

<歴史文化の街灯り景観形成実験>(令和4年9月10日から10月30日まで)

照明社会実験の準備の様子

令和4年9月10日から10月30日までの期間で、須賀川南部地区の一部の通り沿いを対象に、歴史文化の街灯り景観形成実験と題し、社会実験を行いました。

9月8日から9日にかけて、空間の暗がりとなる場所に照明を設置したり、訪れた方や地域の方がちょっと座れて休める場所を作ったりと、たくさんの大学生にお手伝いしていただきながら、安心・安全で居心地の良い空間づくりを行いました。

夜Rojimaの様子

社会実験初日の9月10日は、3年ぶりとなる夜の時間帯に行う夜Rojimaが開催され、多くの方にお越しいただき、いつもと違った雰囲気の南部地区を味わっていただきました。

社会実験前後の比較写真

上の写真は、照明の設置前と設置後の比較写真です。LEDで白く明るい街路灯を試験的に消灯し、統一した暖かみのある色合いの明かりを目線より少し高い位置に配置したことで、趣のあるやさしい雰囲気が醸し出されました。

<第8回会議>(令和4年11月16日開催)

第8回会議の様子

第8回会議は、9月から10月にかけて行われた社会実験「歴史文化の街灯り景観形成実験」の結果の報告と、未来ビジョン「みちしるべ」の改訂などについて話し合いました。

社会実験では、9月10日に開催されたRojimaの来場者を対象に、照明に関するアンケートを実施しており、現在結果のとりまとめ中であるため、まとまり次第、報告されるとのことでした。委員からは「寒色系ではなく暖色系の灯かりを用いたことで、安心感とともに癒しが生まれた」との感想をいただきました。
未来ビジョン「みちしるべ」の改訂は、令和4年度に入れ替え、追加となった委員の紹介を入れたり、実施が具体化した事業を追加したりと、毎年少しずつアップデートしていくとのことです。

最後に、小学生高学年を対象に、デジタル人材の育成を目的としたプログラミング教室の開催について説明が行われました。12月頃の開催に向け、NTT東日本と調整中とのことでした。

<プログラミング教室>(令和4年12月17日開催)

プログラミング教室の様子

未来ビジョン「みちしるべ」に掲げている目標の一つに「中高生が自分の将来をイメージできるまち」の実現があります。子どもの頃からいろいろな経験を積むことで、中学生、高校生になった時に自分の将来をより具体的に思い描けるようになってほしいとの考えから、子どもたちにその力をつけてもらうため、エリプラでは出張出前授業などを行うこととしています。

コロナ禍の影響もあり、デジタル化の波は地方にも広がりを見せ、小中学校の授業でもタブレットが活用されるようになり、パソコンやスマートフォンなどデジタル機器に触れる機会が年々低年齢化し、誰にでも身近なツールとなりました。

まちづくりにおいても関係人口を増やしたり情報を発信したりと重要なツールになることから、今後は、デジタル人材の育成が必要不可欠であると考え、出前授業の第一弾として、NTT東日本協力のもと、小学生高学年を対象にプログラミング教室を開催しました。

小学生6名が参加し、“須賀川の良いところを紹介するロボット(Sota)”を作るため、はじめに3グループに分かれてまち歩きをし、感じたことやSotaにしてもらいたい動き(手を上げる、お辞儀をするなど)と言葉を組み合わせながらプログラミングし、最後にグループごとに披露していただきました。

参加者からは「意外と簡単だった」「Sotaの“動き”を作るのが楽しかった」と感想をいただき、楽しみながらデジタル技術に触れあうことができたようです。小規模での開催でしたが、プログラミングを通して世代間の交流にもつながり、良い活動になりました。

<第9回会議>(令和5年3月23日開催)

第9回会議の様子

第9回会議では、社会実験「歴史文化の街灯り景観形成実験」の開催に合わせて実施した“須賀川市のまちなかに関するアンケート”の結果報告と、未来ビジョンの改定について報告されました。アンケートでは、須賀川市以外からの来訪者属性が「Rojimaをきっかけに初めて訪れた」「Rojimaをきっかけにリピーターになった」と回答された方が多くみられたこと、未来ビジョン「みちしるべ」については、ほとんどの方が「知らない」と回答され、認知度の低さが浮き彫りになったことなどが報告されました。

「エリアプラットフォーム」として活動している事例は全国的にもまだまだ少なく、「エリプラ」という組織体を知らない方が多いようでした。

まずは地域の人にエリプラの活動を「知ってもらう」という作業を丁寧にしていきたいと思います。

未来ビジョンの改定については、これまでに行ってきた活動や結果を盛り込み、6月頃に改定予定であるとのことでした。

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