高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種

ページ番号1003148  更新日 令和6年7月10日

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肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に唾液などを通じて飛沫感染します。風邪をひいて体調を崩すなど何らかの原因で免疫力が低下すると、肺炎球菌による感染症を発症し、髄膜炎、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすこともあります。

ワクチンを接種することにより、実際に病気にかからなくても、その病原体に対する免疫をつくることができます。あらかじめ免疫をつけておくと、肺炎球菌による肺炎の重症化や、死亡のリスクを軽減させることができます。

高齢者肺炎球菌の定期予防接種は、接種を受ける法律上の義務はありませんが、発病またはその重症化を防止するため、対象年齢に該当し、自らの意思で接種を希望する人に接種を行うものです。

接種を希望する人は、予防効果や接種による副反応などについて十分に理解したうえで、医師と相談し、接種を受けてください。

接種概要

対象者(対象となるのは1人1回のみ

過去に「23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン」を接種したことがある方は、接種対象の年度であっても、定期接種の助成対象とはなりませんのでご注意ください。
任意接種でワクチン接種を受けた方(接種費用を全額自己負担で接種したことがある方)も助成の対象外となります。

1.65歳の人

2.60歳~64歳で、心臓・じん臓・呼吸器の機能に障害者手帳1級程度の障害を有する人
またはヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害者手帳1級程度の障害を有する人

該当する方は、接種券を交付しますので、担当課へお問い合わせください。

注:対象の方で身体障害者手帳をお持ちの方は、接種の際、必ず提示してください。

接種期限

66歳を迎える誕生日の前日まで

注:期限を過ぎてからの接種は定期接種の対象となりません。ご注意ください。

実施場所

市指定医療機関

指定医療機関は、下記添付ファイル「高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種指定医療機関一覧」をご覧ください。
注:福島県内の指定医療機関であれば接種を受けることができます。かかりつけ医にご相談ください。

助成回数

1回のみ(定期接種の対象となるのは、1人1回のみ)

注:2回目以降の接種は全額自己負担となります。

接種料金

2,000円

注:生活保護世帯の人は無料です。

接種に必要なもの

  1. 「接種券兼予診票」及び「高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種済証」(4月ごろに対象者へ送付しています)
  2. 自己負担金 2,000円(生活保護世帯は無料)
  3. 運転免許証や健康保険証など住所・年齢などが確認できるもの

注:接種券兼予診票を紛失した場合は、再交付をしますので、担当課までお問い合わせください。

再接種について

高齢者肺炎球菌ワクチンは1回の接種で5年以上免疫が持続するといわれていますが、再接種を希望される場合は、ご自身の予防接種の履歴をよく確認し、その必要性を慎重に考慮したうえで、かかりつけ医にご相談ください。(再接種は任意で行うものであり、全額自己負担となります。

なお、5年以内の再接種は、注射部位の痛みや腫れなど副反応が強く出ることがありますので、十分な間隔をあけてください。

今回接種を行った場合は、医療機関から発行される「接種済証」を大切に保管しておきましょう。

過去に接種したかどうか忘れてしまった場合

市では、平成23年11月から平成24年6月まで、日本赤十字社及び福島県の接種助成事業により、当時60歳以上であった人を対象に、接種費用無料で高齢者肺炎球菌の予防接種を実施していました。
この助成事業により接種を受けた人は、ご自身が接種対象に該当する年齢になっても、定期接種としてワクチンを接種することはできません。
過去に予防接種を受けたかどうか忘れてしまった人は、担当課までお問い合わせください。

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このページに関するお問い合わせ

市民福祉部 健康づくり課
〒962-8601 須賀川市八幡町135
予防係 電話番号:0248-88-8122 ファクス番号:0248-94-4562
保健指導係 電話番号:0248-88-8123 ファクス番号:0248-94-4562
地域医療係 電話番号:0248-88-8125 ファクス番号:0248-94-4562
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