令和5年度市長施政方針(2ページ)

ページ番号1013942  更新日 令和5年2月16日

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当面する重要事項

次に、「過疎地域持続的発展計画」についてであります。
昨年4月1日に「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」に基づき、長沼・岩瀬地域が過疎地域に指定されたことに伴い、市では、昨年9月に「過疎地域持続的発展計画」を策定したところであります。
令和5年度は、本計画の2年目となるため、本年度に引き続き、「移住・定住・地域間交流の促進」をはじめ、「産業の振興」や「生活環境の整備」など、本計画に掲げる各種施策について、地域住民との対話を図りながら、積極的に取り組む考えであり、両地域の伝統文化や資源、人材などの地域の宝を生かした、魅力、活力ある地域づくりを進めていく考えであります。

次に、旧長沼高等学校跡地の利活用についてであります。
県教育委員会が進めている、県立高等学校改革基本計画により再編された際の空き校舎等への対応について、所在市町村が利活用を希望する場合における県の財政支援策が先日発表されましたので、本市といたしましては、今後、地元の意見等を踏まえながら、有効な利活用方法について検討していく考えであります。

次に、SDGsについてであります。
SDGsについては、本市の持続可能なまちづくりと密接に関係するため、第9次総合計画において、その理念を反映したところであり、また、広報すかがわなどにより身近な取り組み事例の紹介や、学校、公民館への出前講座の実施、子どもとその保護者を対象にSDGsを楽しく学べる「かいじゅうステップSDGs」を開催するなど、幅広い世代に対応した取り組みを行いながら、周知、啓発に努めてきたところであります。
昨年2月には、市や商工会議所など7団体による「須賀川市SDGs推進協議会」を設立し、関係機関などと相互の連携強化を図りながら、総合的に推進するための様々な取り組みを進めてまいりました。
特に、令和5年度においては、当該推進協議会と連携しながら「SDGsパートナー宣言制度」をスタートすることとしており、SDGsに取り組む事業者などの裾野を広げ、市全体でSDGsを推進していく考えであります。

次に、出産・子育て応援事業についてであります。
「出産・子育て応援事業」については、国が創設した出産・子育て応援交付金を活用し実施するもので、対象者に対しては、申請案内を送付したところであります。
本事業では、市内全ての妊婦・子育て世帯が安心して出産・子育てができる環境づくりのため、妊娠期から出産・子育てまでの伴走型相談支援と、妊娠届出時に5万円、出生届出時に5万円の経済的支援を一体的に行っていく考えであります。

次に、須賀川駅西地区都市再生整備事業についてであります。
須賀川駅を含む駅周辺地区は、本市の玄関口として多くの来訪者を迎える「顔」であり、市民のみならず、多くの方々にも本市を知っていただくため、整備計画の策定時より高校生や大学生など多くの市民の参加を得て、より魅力ある場所となるよう、整備を進めております。
現在は、国道4号と駅西側を結ぶ幹線道路及び周辺道路の整備をはじめ、東西自由連絡通路・新駅舎の工事に着手しているところであり、令和7年春の供用開始を目指しております。
また、既存駅舎については、観光交流施設として活用する考えであり、本市の観光の発信力を強化するとともに、駅周辺地域における賑わいの創出と地域コミュニティの活性化が図られ、魅力的なまちづくりに繋げるよう取り組んでまいります。

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