令和7年度市長施政方針(4ページ)

ページ番号1017273  更新日 令和7年2月20日

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分野2 くらし

続きまして、「くらし」の分野であります「政策2-1防災・減災対策の推進」についてであります。
「地域防災体制の充実」については、長沼小学校敷地内に飲料用緊急貯水槽を設置し、地域防災機能の向上を図るとともに、出前講座などによる自主防災組織への活動支援や、防災訓練を実施するなど、地域住民の防災意識の醸成に努めてまいります。
次に、「災害時の避難・支援体制の充実」については、市公式LINEを積極的に活用するとともに、防災行政無線や市ホームページなどの各種情報媒体を通して、災害への注意喚起や避難指示、被害情報などの情報提供に努めてまいります。
次に、「治水・浸水・土砂災害対策の推進」については、国の「阿武隈川緊急治水対策プロジェクト」として、引き続き、雲水峯大橋、小作田橋の架け替え工事を進めるとともに、滑川地区の河道掘削のための関係者との協議や、市野関地区の堤防整備のための共同墓地移転に取り組んでいるところであります。
また、昨年3月に釈迦堂川が特定都市河川に指定されたことを受け、流域全体の関係者による「釈迦堂川流域水害対策協議会」が発足しており、今後は、貯留、浸透機能の向上など、浸水被害対策を流域全体で計画的に進めるための「流域水害対策計画」を、令和7年度中の策定を目指し、協議を進めてまいります。
本市におきましては、新町地内の笹平川における分水路の整備延伸や上流域での田んぼダムの区域拡大を図るとともに、「雨水管理総合計画」に基づき、気候変動の影響を踏まえた下水道による浸水対策に取り組んでいく考えであります。
特に、豪雨時に確実な避難行動を促すためのハザードマップの周知や、本市が管理する準用河川の堆積土砂の撤去などに取り組みながら、治水・浸水・土砂災害対策に努めてまいります。

続きまして、「政策2-2安全で安心な生活の推進」についてであります。
「防犯対策の推進」については、今議会に「市犯罪被害者等支援条例」の制定について議案を提出することとしており、誰もが安全で安心して暮らすことができる社会の実現を目指してまいります。
次に、「交通安全対策の推進」については、「第11次市交通安全計画」や「通学路交通安全プログラム」に基づき、通学路の安全確保や高齢者の事故防止のため、引き続き交通安全の啓発活動を実施するほか、注意喚起のサインなどの交通安全施設の整備に努めてまいります。
また、歩行空間の確保を図るため、木之崎地内の市道8078号線の歩道整備工事に、引き続き取り組むとともに、諏訪町地内の市道1202号線の路肩拡幅や、森宿字北向地内の市道1.-2号線などにおいて路側帯のカラー化を実施し、歩行者等の安全対策に努めてまいります。
次に、「公共交通網の充実」については、令和6年度に県が主体となり策定する、「県地域公共交通利便増進実施計画」に基づき、地域住民の利便増進を図るため、市内路線バスの再編事業に取り組むなど、市内公共交通ネットワークの更なる充実に努めてまいります。
また、現在、長沼・岩瀬地域で実証運行しているAIオンデマンド交通「ちょこすか」についても、令和7年度から本格運行に移行するなど、「市地域公共交通計画」に基づき、市民の移動手段確保に努めてまいります。

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