令和4年度春季企画展「亜欧堂田善没後200年記念‐銅版画の世界展‐」

ページ番号1011011  更新日 令和4年4月21日

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亜欧堂田善没後200年を記念した企画展を開催します

江戸時代の須賀川に生まれた亜欧堂田善(1748~1822 寛延元~文政5年)は、白河藩主 松平定信に命じられて腐食銅版画技術を習得し、精緻な遠近法・陰影法と腐食銅版画の特性を生かし画期的な作品を残した日本を代表する画人です。

本展では、没後200年を記念して、田善の代表作である 重要文化財「東都名所図(二十五図)」などの銅版画をはじめ肉筆画などこれまで多くの人の手で保存・収集されてきた当館珠玉の田善コレクションを中心に一堂にご紹介いたします。製作から200年の年月が経った今、改めて田善の遺業と独自の世界観を田善のふるさと、須賀川でご覧ください。

主な展示資料(所蔵先がない作品は当館所蔵)

写真:洋人曳馬図
亜欧堂田善
「洋人曳馬図」
寛政年間後半~享和年間ころ
写真:真洲先稲荷隅田川眺望
亜欧堂田善
真洲先稲荷隅田川眺望
(銅版画東都名所図(二十五図)のうち)
文化年間ころ
重要文化財
写真:真洲先稲荷隅田川眺望 原版
亜欧堂田善
真洲先稲荷隅田川眺望 原版
(銅版画東都名所図(二十五図))
重要文化財
写真:多賀城碑
亜欧堂田善
多賀城碑(銅版画見本帖(十二図)のうち)
文化4・1807年
重要文化財
写真:墨提観桜図
亜欧堂田善
墨堤観桜図(府中市美術館寄託)
文化年間ころ
写真:銅版摺
銅版摺の小間物類
19世紀代
写真:銅版画制作用具
銅版画制作用具
(定規・ディバイダ―・コンパスなど)
写真:牛上洋人図
遠藤田一
牛上洋人図(個人蔵)
文政2・1819年
写真:渡辺光徳
渡辺光徳
「亜欧堂田善肖像」
昭和初期

会期

令和4年4月26日(火曜日)から6月5日(日曜日)まで

会期中の休館日:毎週月曜日、5月6日(金曜日)

注:一部の資料は前期、後期にわけて展示替えを行います。

  • 前期展示:4月26日(火曜日)から 5月15日(日曜日)まで
  • 後期展示:5月17日(火曜日)から6月 5日(日曜日)まで

開館時間

午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

 観覧料

  • 大人 200円(150円)
  • 大学生・高校生 100円(70円)
    注:( )内は20人以上の団体料金
  • 中学生以下、65歳以上、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、指定難病医療費受給者証をお持ちの方と介助者1名は無料

注:5月18日(水曜日)国際博物館の日は観覧無料

会期中の催し

銅版画教室

ハガキ大の銅板を使ってエッチングから印刷までを行います。

日時
5月1日(日曜日)午前9時から午後4時まで
講師
  • 三井田 盛一郎 氏(東京藝術大学 美術学部 絵画科 油彩画専攻 版画研究室 教授)
  • 杢谷 圭章 氏(版画家)
会場
須賀川市民交流センターtette ルーム1-1
参加費
1,000円(銅板代)
定員
12名(高校生以上)

ギャラリートーク

展示室で作品の解説をおこないます。

日時
5月7日(土曜日) 午前11時から正午まで
講師
博物館学芸員
参加費
無料(要観覧券)
定員
20名

特別講演会

亜欧堂田善の没後200年を記念し、田善に詳しい金子信久氏(府中市美術館)を講師とする講演会を開催します。
会場の市民交流センター(テッテ)は亜欧堂田善の生家の近くにあります。

日時
5月29日(日曜日)午後1時30分~午後3時まで
講師
金子 信久 氏(府中市美術館学芸員)
会場
須賀川市民交流センターtette 松明ホール
参加費
無料
定員
100名

銅版画教室・ギャラリートーク・特別講演会は4月15日(金曜日)より申し込み募集開始です。
博物館(電話0248-75-3239)へ申し込みください。

企画展の開催にあわせ、2階常設展でもスポット展示「須賀川の偉人 亜欧堂田善の顕彰」を開催します。

添付ファイル

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このページに関するお問い合わせ

市立博物館
〒962-0843 須賀川市池上町6
電話番号:0248-75-3239
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。