令和3年度市長施政方針(1ページ)

ページ番号1007790  更新日 令和3年2月19日

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本日ここに、3月市議会定例会が招集となりましたところ、議員の皆様には公私ともご多用のところ、ご参集をいただき、本日から27日間の予定をもちましてご精励いただきますこと、誠にありがとうございます。

冒頭に、今月6日にご逝去されました佐藤栄久男議員に哀悼の意を表し、ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。

また、今月13日に発生した「令和3年福島県沖を震源とする地震」により、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。

ここで、地震の被害について、2月17日までに判明している状況をご報告申し上げます。
今回の地震は、本市で震度6弱を観測し、各所で被害が発生しました。
地震発生後は、稲田公民館に避難所を開設し、一時、1世帯3人が避難しました。人的被害では5人の方が負傷され、家屋を含めた市全体の被害状況は現在調査中であります。

公共施設では、市庁舎においては使用に大きな支障はありませんでしたが、市民交流センターtetteでは建物の一部損壊に加え、図書が落下し散乱しました。また、長沼学校給食センターや須賀川アリーナなど全体で40施設が被災しております。なお、市内全ての小中学校については2月15日を臨時休業とし、安全点検と教育環境整備を実施したところであります。また、市民交流センターtetteや大東地域体育館などについては、復旧作業のため、当面の間休館としております。須賀川アリーナについては、電源設備切り替え工事のため3月1日まで、武道館については改修工事のため3月末日まで休館としておりましたので、その間に復旧を目指してまいります。

道路等インフラの被害は、市道では路面損傷などが64か所、水道施設では給水管の破損が14か所で発生しました。農業用施設では、ため池の法面崩落、農道・林道の損傷や水路の破損などが8か所で発生しました。市指定史跡では、長沼城址で落石が発生したため、周囲の安全対策を行ったところであります。

市では、地震発生後から、市ホームページやツイッター、LINE、ウルトラFMなどによる情報提供に努め、現在は、被害箇所の復旧や被災状況の把握、更には「災害ごみ仮置き場」での災害廃棄物の早期収集などに、市を挙げて取り組んでいるところであります。

この度の地震は、東日本大震災からようやく立ち上がり、「発展期」を迎え、来月11日に震災から10年となる矢先に発生しました。
被災された皆様は、大変疲弊されていることと思いますが、市としましては、1日も早く安定した生活を取り戻すことができるよう、全力を挙げて復旧に取り組んでまいります。

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