令和3年度市長施政方針(7ページ)

ページ番号1007795  更新日 令和3年2月19日

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政策3「安全に安心して暮らせるまちづくり」

続いて、政策3「安全に安心して暮らせるまちづくり」についてであります。
まず、防災・減災対策の充実についてでありますが、自らの地域は自らで守るという、「共助」の強化策として、引き続き「自主防災組織推進事業」により各町内会・行政区などの自主防災組織の拡充を図ってまいります。また、地域の防災活動に貢献する防災士の資格取得に対する補助制度を新たに創設し、地域防災力の向上を図ってまいります。

次に、河川改良事業につきましては、牛袋町地内の笹平川河川改修工事を平成30年度から実施しておりますが、更なる事業進捗と上流域における田んぼダムの区域拡大により、流域での浸水被害の軽減に努めてまいります。また、今後は更なる雨水の流出抑制のための一時貯留などの対策を検討してまいります。

次に、国土交通省が進めている「阿武隈川緊急治水対策プロジェクト」につきましては、国・県・市町村が連携し、流域全体でハード整備・ソフト対策を行うこととしております。被災地域のコミュニティ維持や生活再建には、堤防整備や河道掘削などの抜本的な対策が必要不可欠であるため、市としましては、昨年11月に、国土交通省福島河川国道事務所長に対し、確実かつ速やかにプロジェクトを進めるよう要望したところであります。
今後は、治水対策プロジェクトを推進するための国の出先出張所が市内に開所される予定であります。現在国と調整中でありますが、市としても職員一名を派遣し、より一層、国との連携強化を図り、プロジェクトを推進してまいります。

次に、令和元年東日本台風で被災した館取町と丸田町の浸水被害の軽減策につきましては、現在、西川中央公園を再整備し、雨水貯留施設を設置するための実施設計を進めており、内水排水処理施設整備についても年度内の発注に向けて準備を進めているところであります。これらの事業につきましては、浸水被害の軽減のため、更なるスピード感を持って、整備促進に努めてまいります。
また、公共下水道計画区域における内水被害対策につきましては、確実な避難行動を促すため、「内水ハザードマップ」の作成を進めてまいります。

次に、公共交通網の充実についてであります。
「地域公共交通網形成計画」の目標達成に向けて、一部地域における循環バスの実証実験や関係機関との協議などを行いながら、実施計画を策定し、利便性の高い持続可能な地域公共交通施策の再構築を図ってまいります。

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