令和4年度市長施政方針(5ページ)
政策2「笑顔で健やかに暮らせるまちづくり」
続きまして、政策2「笑顔で健やかに暮らせるまちづくり」についてであります。
はじめに、地域医療体制・制度の充実についてであります。
公立岩瀬病院の産科婦人科につきましては、診療開始からこれまで、安定的に産科医療が提供されており、今後も、「安心して子どもを産み育てられる医療環境づくり」に大きく貢献するものと期待しております。地域医療を守ることは、将来にわたり、安全で安心して住み続けられるまちづくりを推進するうえで必要不可欠なものでありますので、引き続き、医療機関や市民、周辺自治体と連携しながら、安定した地域医療体制の確保と充実に努めてまいります。
次に、健康づくりの推進についてであります。
市が実施する各種健康診査につきましては、対象者に対して個別に受診案内するなど、受診者の拡大に取り組んでおります。引き続き、市民が自らの健康状態を把握し、生活習慣の改善、生活習慣病の予防、健康寿命の延伸を図るため、特定健康診査や後期高齢者健康診査、健康長寿健診などの更なる受診率の向上に努めてまいります。
また、特定健康診査後の特定保健指導などを実施し、市民の健康意識の醸成にも取り組んでまいります。
次に、高齢者福祉の推進についてであります。
令和4年度は、認知症高齢者の増加に備え、認知症対応型共同生活介護「グループホーム」を、市が選定する民間法人により整備することとしており、令和5年度から適切なサービスが提供できるよう、介護施設の充実に努めてまいります。
今後は、引き続き、昨年2月に策定した「第9次高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画」の基本理念である「住み慣れた地域で支えあい 自分らしく健やかで生きがいを持って 生活できるまち“すかがわ”」を目指して、高齢者の「通いの場」などの普及に努めながら、フレイル予防や介護予防などに取り組むとともに、地域包括ケアシステムの充実に努めてまいります。
次に、障がい者福祉の推進についてであります。
市では、障がい福祉サービス等の提供体制の整備促進を図るため、「第6期障がい福祉計画」及び「第2期障がい児福祉計画」に基づく各種事業を推進しながら、障がい者福祉の更なる充実に取り組んでいるところであります。
令和4年度は、障がい者に対し、創作的活動や生産活動の機会を提供し、日常生活に必要な訓練や社会との交流の場を提供する通所施設として「障がい者地域活動支援センター」を新たに開設し、障がい者の自立支援と社会参加の促進に取り組んでまいります。
次に、福祉ネットワークの推進についてであります。
令和4年度は、複雑化・複合化した福祉の支援ニーズに対応する包括的支援体制を構築し、重層的なセーフティネットの強化を図るため、新たに「須賀川市重層的支援体制整備事業」を実施し、「属性を問わない相談支援」、「参加支援」及び「地域づくりに向けた支援」の3つの支援に取り組んでまいります。
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