令和4年度市長施政方針(10ページ)

ページ番号1010622  更新日 令和4年2月17日

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政策5「活力とにぎわいあふれるまちづくり」

次に、商工業の振興についてであります。
各企業においては、コロナ禍により、大きく変化した生活様式や経済活動に対応するため、今後、DXをはじめ、SDGsやゼロカーボンなど、アフターコロナを見据えた経営戦略が求められています。
市といたしましては、感染症の収束状況を見極めながら、事業継続に向けた市独自の支援に加え、企業の経営基盤の強化に向けた支援を実施していく考えであります。

次に、中心市街地の活性化につきましては、「第2期中心市街地活性化基本計画」に基づき、「また遊びに来たくなる 魅力にあふれた街」の実現に向け、公共施設や公共空間の民間活用を推進しながら、中心市街地の魅力向上を図ってまいります。
また、「市民交流センターtette」や「風流のはじめ館」の集客力を活かしながら、まちなかの回遊性の向上を図るなど、引き続き、須賀川商工会議所や「こぷろ須賀川」などで構成する「中心市街地活性化協議会」と連携しながら、まちなかの賑わい創出に取り組んでいく考えであります。

次に、観光振興と交流促進についてであります。
観光誘客の推進につきましては、ウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」と平成25年に結んだ姉妹都市提携が、令和5年に10周年の節目を迎えるにあたり、株式会社円谷プロダクションと、「次の10年」を見据えた事業の在り方を協議、検討するとともに、発信力の高いウルトラヒーローを中心に事業を展開してまいります。
また、「円谷英二ミュージアム」や「須賀川特撮アーカイブセンター」など、本市特有の地域資源との効果的な連携を図ることにより、市の認知度向上と観光誘客に努めてまいります。
更に、多くの旅行者に本市を訪れていただくための取り組みとして、引き続き、体験型交流推進事業によるモニターツアーを実施するとともに、旅行会社が本市への観光誘客を図る旅行商品の企画・実施に対する助成を行いながら、観光振興を図ってまいります。

次に、福島空港につきましては、コロナ禍の影響により、国内定期便の減便、国際チャーター便の運航中止など、いまだ厳しい状況が続いておりますが、県や周辺自治体、空港関係団体との更なる連携強化を図りながら、アフターコロナを見据え、より多くの人に空港を活用していただけるよう取り組みを進めてまいります。

 

以上、市政経営の基本方針について、特徴的な事業を中心にご説明申し上げました。

東日本大震災から、まもなく11年を迎えますが、多くの方からのご支援や市民の皆様のご理解とご協力により、創造的復興を目指した様々な事業が目に見える形で進んでまいりました。
令和4年度は、コロナ禍に対応した「新しい日常」を定着させながら、時代の潮流に合わせたSDGsや公民連携をはじめ、防災・減災対策などの各種施策に全力で取り組み、創造的復興からの「次の10年」という新たなステージへ歩みを進めてまいります。
市議会をはじめ、市民の皆様、関係者の皆様には、より一層のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和4年2月17日

須賀川市長 橋本 克也

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