令和元年度市長施政方針(4ページ)
政策1「いきいきと人が輝くまちづくり」
次に、学校教育の推進についてでありますが、次代を担う子どもたちの「生きぬく力」の育成を目指し、児童・生徒一人ひとりが自分の持つ可能性と豊かな個性を育めるよう、引き続き学校教育の充実に努めてまいります。
26年度から取り組んできた「小中一貫教育」須賀川モデルにつきましては、来年度から2.期目の「実践・推進期」がスタートします。これまでの積み重ねをもとに、中学校区ごとのグランドデザインに基づいた支援を継続するとともに、保護者、地域と一体となって学校教育の推進に努めてまいります。
また、英語教育の重要性が一層高まってきていることを踏まえ、新規事業として、中学生の英語力や学ぶ意欲の向上を図るため、全生徒が実用英語技能検定を受検する経費を計上したところであります。
教育環境の計画的整備の推進につきましては、現在、取り組んでいる小・中学校及び保育所等のトイレ洋式化、並びに稲田学園のグラウンド整備工事が来年度で完了いたします。
さらに来年度は、西袋第一小学校の校舎増築工事、阿武隈小学校の校舎大規模改修工事及び給食室の改築工事、並びに第三中学校特別教室棟の屋根改修工事に着手いたします。今後も、子どもたちが安全安心に快適な環境で過ごすことができるよう、計画的に整備を進めてまいります。
次に、生涯学習の推進についてであります。
地域住民の生涯学習活動、防災の拠点として整備を進めてきた岩瀬公民館につきましては、改修工事が完了したことから、今後、備品等の搬入を行うなど、今年5月7日の開館に向け準備を進めてまいります。
また、稲田公民館につきましては、建築主体工事や舗装工事等を行い、 2020年度の開館を目指して整備を進めてまいります。
次に、生涯スポーツの推進についてであります。
虹の台マレットゴルフ場につきましては、昨年度に基本設計、今年度には実施設計を行ったところであります。来年度は整備工事を行い、 2020年度の供用開始を目指してまいります。
また、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて機運が高まる中、本市出身で1964年東京オリンピック・マラソン銅メダリスト、円谷幸吉選手の功績を後世に伝える事業を引き続き実施するとともに、オリンピック関連イベントの開催など、官民一体となっての活動に取り組んでまいります。
次に、文化芸術の振興と継承についてであります。
特撮文化の拠点施設となる須賀川特撮アーカイブセンターにつきましては、7月の工事着手を予定しており、来年度の完了を目指して整備を進めてまいります。
また、昨年、福島県やNPO法人アニメ特撮アーカイブ機構などを構成メンバーとする「特撮文化推進事業実行委員会」を設立いたしましたが、その事業の一環として、円谷英二監督の誕生日である7月7日を記念日とする取り組みを進めてまいりました。その結果、一般社団法人日本記念日協会から「特撮の日」として認定され、今月初めに開催した「特撮文化デー」において登録証をいただいたところであります。円谷英二ミュージアムのオープンに続き、監督の偉業の顕彰、さらには特撮文化の周知啓発を推進していくうえで、大きな発信力になるものと期待しております。
市文化センターの一部リニューアルを含めた耐震改修につきましては、7月の工事着手を予定しており、 2020年度の完了を目指してまいります。
(仮称)文化創造伝承館につきましては、須賀川南部地区第2期都市再生整備計画事業の一環として、7月の工事着手を予定しており、来年度の完了を目指して整備を進めてまいります。
また、今年は「おくのほそ道」紀行で、俳聖・松尾芭蕉が本市を訪れてから330年に当たります。このため、東京大学総長を務められ、現在は俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会会長であります有馬朗人先生をお迎えしての講演会を開催するなど、俳句事業の更なる振興を図ってまいります。
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