令和元年度市長施政方針(8ページ)
政策4「環境にやさしく快適に暮らせるまちづくり」
次に、水道水の安定供給についてであります。
「水道ビジョンすかがわ2020」に基づき、クリプトスポリジウム対策として進めてきました、岩渕浄水場改修事業が昨年12月に完了し、今月から運用開始となりました。また、重要施設の耐震化事業として進めている西川浄水場改築事業も順調に進捗し、管理本館は今年度内に完成予定となっております。今後は、急速ろ過池及び電気設備更新の整備に努めてまいります。
さらに、基幹管路の耐震化事業である長沼・岩瀬地域の石綿セメント管更新を、引き続き進めてまいります。
水道事業の運営につきましては、「水道ビジョンすかがわ2020」の目標年度が2020年度であるため、来年度は新たな「水道ビジョン」の策定に向け、効率的かつ効果的な指針となるよう本市水道事業の評価と将来の見通しを把握するなど、準備を進めてまいります。
次に、生活排水対策の推進についてであります。
下水道事業につきましては、朝日田地区や森宿字辰根沢地区等の管渠整備を進め、供用区域の拡大を図ってまいります。また、26年度から整備を進めてきた大東処理区では、今年度内に管渠整備が完了することから、今後は、接続率の向上に取り組んでまいります。
農業集落排水事業につきましては、効率的で持続可能な事業運営を図るため、老朽化の進んだ滑沢地区と大久保地区の汚水処理施設の統廃合に取り組んでまいります。
また、個別処理となる区域では、早期に汚水処理施設を普及させるため、引き続き合併処理浄化槽への転換が促進されるよう助成措置を講じ、快適で衛生的な生活環境の実現を図るとともに、公共用水域の水質保全に努めてまいります。
下水道事業の運営につきましては、国から2020年度までに公営企業会計に移行することが求められております。来年度は、引き続き、固定資産の評価やシステム構築などを進め、確実に移行できるよう取り組んでまいります。
次に、環境の保全と循環型社会の形成についてであります。
来年度は、「第三次環境基本計画」に基づき、将来にわたり快適な生活環境を維持していくため、引き続き、環境保全等に関する施策を積極的に展開するとともに、持続可能な社会の構築に向け、環境教育の強化に取り組んでまいります。
また、資源循環型社会の形成のため、「宅配便を活用した小型家電リサイクル事業」や「資源回収実施団体奨励金等支給事業」など、リサイクルの推進とごみの減量化に取り組んでまいります。
再生可能エネルギーの推進につきましては、住宅用太陽光発電装置などの設置者に補助金を交付する「再生可能エネルギー等利用推進事業」を引き続き実施し、地球環境への負荷軽減を図ってまいります。
添付ファイル
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